2012年6月24日日曜日

毒唐笠茸というキノコが発生!


ドクカラカサタケ
(毒唐笠茸,ハラタケ科)
Chlorophyllum neomastoideum (Hongo) Vellinga

 梅雨前線や台風で沢山の雨がふり,気温が次第にあがってくるとキノコの季節の到来です.房総のむらの西口のちかく,草刈りしたあとにドクカラカサタケが発生していました.











 写真のものはまだ傘が開いていない幼菌です.1)傘の上には膜質の大きな鱗片(外被膜)がある,2)切断したり傷をつけたりするとクリーム色の肉が赤変する,という特徴があります.森の中というよりは,房総のむらの敷地のような草地によく発生し,ときに大きな半円を描くように発生します.
 本種は,嘔吐・下痢など胃腸系の中毒をひきおこす毒キノコとしてしられています(毒成分は不明).野生のキノコにはむやみに手をださない注意も必要ですね.

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