「上総の農家」の農事歴「炭焼き」体験です。「炭」は、今はほとんど使うこともないかもしれませんが、「房総のむら」では、「囲炉裏」や「商家の町並み」の店での「七輪」を使った体験などの”必需品”です。この季節では、「煎餅焼き」「玄米茶作り」「昔ながらのカステラ焼き」などにも使います。「炭」は、火をつけやすく火持ちがよい上に煙も出さないで熱を発するので、電気・ガスが普及する以前には暖房や料理をする際の燃料として”必需品”でした。ちなみに「佐倉炭」は、江戸の生活には欠かせない”高級炭”として有名でした。
「房総のむら」では、初めての「町駕籠(まちかご)」の乗車体験を行いました。当日は、午前中はかなり雨脚も強かったのですが、「駕籠舁(かごかき)」さんの「蓑笠(みのかさ)」スタイルが「商家の町並み」にしっかり溶け込んでいました。
午後には雨が上がり、「駕籠舁」さんは「蓑笠」を脱ぎました。「駕籠」には100kgくらいの方までは乗れるそうですが、子どもさんならば2人でも大丈夫だそうです。シートベルトを締めて、屋根の部分から下げらている紐につかまり、”エッホ、エッホ”の掛け声に、子どもたちも大喜び。
そんな雨の中、千葉県ユニセフ協会主催の「ユニセフ・ラブウォーク in 房総のむら」が行われました。「房総のむら」の「商家の町並み」から「風土記の丘エリア」を歩き、成田市の「坂田が池」周辺をウォーキングして、ゴールは重要文化財「旧学習院初等科正堂」です。かなり雨が降ってはいましたが、参加者は皆さん元気に”完歩”しました。
「下総の農家」の「こんにゃく作り」の体験です。生の「こんにゃく芋(写真上)」をすりおろし、「精製ソーダ」を加えよくかき混ぜて、小判形に丸めました(ハンバーグのような感じ)。その後、熱湯でゆでてあく抜きをし、鍋から取り出し流水に晒して完成です。食べやすく切って、「上総の農家」で作った「醤油」でいただきました。手作りの「さしみこんにゃく」です。「醤油」の味もよく、おいしくいただきました。
こちらは、「商家の町並み」「菓子の店」の「昔ながらのカステラ焼き」です。四角い缶の中に生地を入れて、炭火で焼き上げます。缶の蓋の部分にも炭火をのせ、上下から熱して焼き上げます。「菓子の店」には、甘いおしいそうなにおいが広がりました。完成したカステラは、とても”フワフワ”です。ハチミツの香りと甘みもあり、おいしく焼きあがりました。
「商家の町並み」「細工の店」の「張り子の絵付け」です。「張り子」にお気に入りの色で絵付けをします。「おかめ」「ひっとこ」などのお面のほか、来年の「干支」の犬の「張り子」も人気です。ONLY ONE の「張り子」の完成です。
同じ「細工の店」の「菓子入れかご」作りの体験です。竹細工の「間野政勝」さんの指導で、かなり細く、薄くした竹を編んで「かご」を作ります。まだ、淡い緑色も残り、とてもきれいな「かご」ができました。「菓子入れ」にはもったいない、「芸術作品」の完成です。
「商家の町並み」「木工所」の「大工の技」「鉋かけ」の体験です。お祖父さんは、日曜大工もするそうですが、今は電気鉋だとか。昔は「鉋」を使っていたそうです。ひ孫さんも、お祖父さんと一緒に「鉋かけ」の体験です。この日、「鉋かけ」した材木は「青森ヒバ」と「ヒノキ」です。どちらも「鉋屑」は、材木特有の”癒される”ような香りがあります。「青森ヒバ」は特に香りが強いと、職人さんの話でした。皆さん自分で作った?「鉋屑」をお土産に持ち帰りました。お風呂に入れてみてください。
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