2021年7月31日土曜日

むらの花だより

現在活動は中止中ですが、房総のむら自然ガイドボランティアさんの有志より花情報をいただきました。(風)

●観察日 令和3年7月30日(金)

●観察者のコメント

・甘い香りのするクサギの花が咲き始めました。

・キツネノカミソリが水車小屋前の林で沢山咲き始めました。

・イネの花が咲きました。イネの花は、炊きたてのご飯の香りがすると言われています。

・商家町並みの各お店の前には朝顔が飾られ、トロロアオイや吊りしのぶを見ることができます。


●観察された植物と場所

・キツネノカミソリ(水車小屋前の道) ・クサギ(水車小屋横ほか) ・アキカラマツ(茶店裏の坂) ・ヒヨドリバナ(茶店裏の坂) ・イネ(下総の農家の田んぼ) ・ヤマハギ(水車小屋前) ・トロロアオイ(商家町並み) ・アサガオ(商家町並み) ・吊りしのぶ(商家町並み)


2021年7月27日火曜日

むらの花だより

 現在活動は中止中ですが、房総のむら自然ガイドボランティアさんの有志より花情報をいただきました。(風)

●観察日 令和3年7月23日(金)

●観察者のコメント

・上総の農家の畑では、野菜の花が花盛りです。

 トロロアオイとオクラの花はよく似ていますが、花の中心に見られる雄しべの形の違いで区別できます。

 その他にもハブソウ、ラッカセイ、ゴマ、トウガラシ、ナス、オミナエシが綺麗な花を咲かせています。

・上総の農家ではヘチマやヒメヒオウギズイセンが咲いています。

・上総の農家の田んぼ道では、ヒヨドリバナが咲き、ウワミズザクラの果実が熟してきました。

・商家町並みのお稲荷さんの脇で、フヨウの花が咲いています。



●観察された植物と場所

・トロロアオイ(上総の農家の畑) ・オクラ(上総の農家の畑) ・ケイトウ(上総の農家の畑) ・ハブソウ(上総の農家の畑) ・ラッカセイ(上総の農家の畑) ・八房トウガラシ(上総の農家の畑) ・ゴマ(上総の農家の畑) ・ナス(上総の農家の畑) ・フヨウ(商家町並み) ・クズ(上総のため池前) ・ヒメヒオウギズイセン(上総の農家) ・白花ミズヒキ(上総の農家) ・オミナエシ(上総の農家の畑) ・ヒヨドリバナ(上総の農家の田んぼ道) ・キンミズヒキ(上総の林) ・ウワミズザクラ:果実(上総の小池) ・ヘチマ(上総の農家) ・ムベ:果実(上総の農家)

2021年7月17日土曜日

予約体験「組紐(めがね紐)」

7月7日(水)に、小間物の店で予約体験「組紐(めがね紐)」体験を実施しました。


自分の好きな色の絹糸を4本選び、四つ組という組み方で糸を組んでいきます。

丸台に糸をセットした状態


1時間半ほどかけて90cm弱の糸を組みました。

めがね紐はお好みの長さにできて、余った部分を活用してストラップも作れますよ!(^^)!

 完成品

この体験は予約体験ですが、気軽に組紐作りを体験できる当日体験「かんたん組紐ストラップ」「組紐ストラップ」の演目もございます。
是非挑戦してみてください。(そ)

むらの花だより

 現在活動は中止中ですが、房総のむら自然ガイドボランティアさんの有志より花情報をいただきました。(風)

●観察日 令和3年7月16日(金)

●観察者のコメント

・ヤマユリの花数が増えてきました。下総の農家裏では50個ほど咲いています。

・ヤマボウシの果実が武家屋敷前の林で沢山色づき始め、地面に赤い果実が沢山落ちています。

・ウワミズザクラの果実はあちこちにありますが、特にむらの架け橋や下総の農家前の道で、鈴なりになっているのを見ることができます。

・オミナエシのツボミが下総の農家で膨らんできました。

・サルスベリの花が下総の農家で咲き始めました。

・ナタマメは大きな鉈(ナタ)のような果実ができますが、その花が上総と安房の農家の畑で咲き始めました。

・ミソハギの花が下総や上総の農家で見頃です。



●観察された植物と場所

ヤマユリ(下総の農家裏・あちこち) ・ヤマボウシ:果実(武家屋敷前の林) ・ソバ(上総の農家の畑) ・ナタマメ(下総・上総の農家の畑) ・ササゲ(上総の農家の畑) ・サルスベリ(下総の農家) ・ウワミズザクラ:果実(むらの架け橋・下総の林) ・トウネズミモチ(むらの架け橋) ・ヌルデ(むらの架け橋) ・ミソハギ(下総・上総の農家) ・ムクゲ(下総の農家) ・ネムノキ(おまつり広場) ・ノウゼンカズラ(安房の農家・商家町並み) ・キキョウ(安房の農家) ・オミナエシ(下総の農家) ・タケニグサ(水車小屋横) ・ヒヨドリバナ(下総の農家裏) ・サジガンクビソウ(おまつり広場北側坂道)

2021年7月14日水曜日

下駄の鼻緒すげ~職員も体験~

6月26日(土)、木工所で先生を招き、予約体験「下駄の鼻緒すげ」を行いました。この体験では、桐下駄の台に好きな柄の鼻緒をすげ、台を磨いて仕上げていきます。

5月26日(水)付のブログでは、おもに工程について述べましたが、今回は実際に体験した職員の感想を中心にご紹介します。


はじめに、下駄の形と鼻緒を選びます。

形は、「芳町(よしちょう)」と呼ばれる細身のものか、「丸(まる)」と呼ばれる幅広のものがあり、体験者のお好みで選択できます。職員は、試し履きでしっくりときた芳町を選びました。




鼻緒は、太は勿論、柄や色もよりどりみどりです。現在使用されている鼻緒のほとんどは、表裏の色が異なる「高原」とよばれるものだそうです。

選び終わったら、桐下駄の台の角を研磨し、全体に水と混ぜた砥の粉を塗って乾燥させます。



下駄を乾燥させている間に、鼻緒の紐の端を調整し、すげられるように準備します。紐の結び方はあらかじめ練習できますが、何度チャレンジしてみても難しかったです。




乾燥した下駄いぼた蝋を塗り、うずくりで磨く作業を繰り返します。磨けば磨くほどつやが出るため、とてもやりがいのある作業でした。







最後に、下駄に鼻緒をすげて完成です!




お招きした講師の方です。一回に定員が二人の演目であるため、普段はお会いできない講師の方に、ほぼマンツーマンで教えていただくことができます。

今年度は、次回の7月17日(土)、18日(日)が最終回になります。涼やかな足元で、この夏を楽しんでみませんか。(あ)





2021年7月13日火曜日

むらの花だより

 現在活動は中止中ですが、房総のむら自然ガイドボランティアさんの有志より花情報をいただきました。(風)

●観察日 令和3年7月9日(金)

●観察者のコメント

・ヤマユリは竹林の坂や上総の林では、ポツポツと見られる程度です。これからが本番です。

・上総の農家の庭には、初夏の花々が咲いています。土蔵横にはミョウガの花も咲いています。

・上総の農家の畑では、オクラやゴマの花が咲いています。

・竹林の坂では、ガマズミやカマツカの果実が実りつつあります。

・上総の農家の田んぼ道では、ウワミズザクラの色づいた果実が沢山落ち、リョウブの花が満開で見頃です。水路脇のナワシロイチゴの果実は真っ赤です。



●観察された植物と場所

・ヤマユリ(上総の農家の田んぼ道) ・ヒメヒオウギズイセン(上総の農家) ・ミソハギ(上総の農家) ・コムラサキ(上総の農家) ・ノコギリソウ(上総の農家) ・ムラサキシキブ(上総の農家) ・ツルウメモドキ(上総の農家) ・フウセンカズラ(上総の農家) ・ミョウガ(上総の農家) ・オクラ(上総の農家の畑) ・ゴマ(上総の農家の畑) ・シバグリ(竹林の坂) ・ガマズミ(竹林の坂) ・カマツカ(竹林の坂) ・リョウブ(上総の農家の田んぼ道) ・ウワミズザクラ(上総の農家の田んぼ道) ・ナワシロイチゴ(上総の農家の田んぼ道)

2021年7月8日木曜日

七夕

 7月7日は七夕です。
 房総のむらでは、商家の町並み・各農家で笹飾りを展示しました。

商家の町並みの笹飾り

上総の農家の笹飾り

下総の農家の笹飾り

安房の農家の笹飾り

 七夕といえば、織り姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)が天の川を渡って年に一度だけ会うことができる、という有名な伝説があります。
この伝説にちなんで習字や裁縫、芸事が上手になるように星に祈ったことが、のちに短冊に願い事を書いて笹竹に結び付ける七夕飾りになりました。
 一方で七夕は、15日のお盆に備えてご先祖様を迎えに行く馬を作ったりお墓掃除をしたりと、お盆はじめの意味を持つ行事も行われていました。

 例年ではお客様も短冊に願い事を書いていただいていましたが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため、職員が短冊を書きました。私は健康に過ごせるようにお願いをしました。
 来年は、お客様の書いた短冊も飾れたらと思います。(そ)

房総のむらで撮影が行われた製薬会社のCMが公開されました!

 

製品ホームページでは、CM映像「ビオフェルミンの森」とともに、当館総屋2階で岡田将生さんのインタビュー等のメイキング映像もご覧いただけます。

CM・広告 | ビオフェルミン製薬 (biofermin.co.jp)

ぜひ、お楽しみください。












2021年7月6日火曜日

むらの花だより

 現在活動は中止中ですが、房総のむら自然ガイドボランティアさんの有志より花情報をいただきました。(風)

●観察日 令和3年7月3日(土)

●観察者のコメント

・ヤマユリが咲き始めました。下総の農家裏では15以上が開花しています。他の林の中でもツボミが大きくなってきています。

・ハンゲショウはまだまだ見頃です。

・下総の農家では、ムクゲの白と赤の花が咲いています。ミソハギの花も咲き始めました。

・チダケサシは茶店下の坂で沢山咲き、上総の林の小池周りでは少し咲いています。

・むらの架け橋からウワミズザクラの色づいた果実やトウネズミモチの花が見えます。



●観察された植物と場所

・ヤマユリ(下総の農家裏) ・ヤマユリのツボミ(下総の林) ・ノウゼンカズラ(商家町並み) ・ハンゲショウ(上総のため池) ・ミソハギ(下総の農家) ・ムクゲ(下総の農家) ・フウセンカズラ(上総の農家) ・ホオズキ(上総の畑) ・コバギボウシ(安房の農家) ・チダケサシ(茶店下の坂・上総の林) ・トウネズミモチ(むらの架け橋) ・ウワミズザクラ(むらの架け橋) ・ハマナス(下総の農家) ・コムラサキ(安房の農家) ・タケニグサ(水車小屋横) 

2021年7月3日土曜日

藍建①

6月16日(水)、呉服・小間物の店の職員が藍建を行いました。

6月2日(水)付のブログでは、藍建の準備作業の様子をご紹介しました。今回は、いよいよ藍建の工程に入りましたので再度ご紹介します。

藍建とは、昔ながらの木灰からとった灰汁(あく)を使った本藍の仕込み作業のことです。




はじめに、藍の葉を発酵させてつくった「すくも」と呼ばれるものに灰汁をかけ、粘り気が出るまでこねます。



すくもをこねた時の手です。むにむにとしていて、いつまでもこねていたくなる手触りです。



灰汁を足して緩くなったすくもの鍋を傾けて、準備していた甕へ投入していきます。緊張の瞬間です。




投入後は、途中、日本酒や貝灰を入れ、ゆっくり攪拌していきます。藍はどろりとしているため、腰に力を入れて搔き混ぜていかなければなりません。

ここまででひと段落となります。この後、中石、止石と作業は続きますが、その工程はまた後日アップしますので、お楽しみに!(あ)


2021年7月1日木曜日

下総の農家裏 ユリの開花

 下総の農家、主屋裏の現在閉鎖しています園路から緑地にユリが開花しました。

7月3日の土曜日から閉鎖しています園路を開通しますので、是非ご覧ください。

 なお、園路以外は緑地帯で自然を保護していますので、特にカメラ撮影の方は、

園路以外には入らないようご協力ください。

         (緑地は自然保護のため立ち入り禁止です。)

 

               下総の農家主屋裏のユリ

 また、安房の農家に上がる階段の左手にもユリが開花しました。

 こちらは、ユリの開花中はいつでも見られます。  (ひ)

               安房の農家 階段上の左手