本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、炭焼き小屋、上総の農家からむらの架け橋を渡りおまつり広場まで足を伸ばし、武家屋敷を巡りながら資料館へ戻りました。
●冬に入ると観察の対象となる草花が少なくなります。今回は、樹木の冬芽の観察をしました。
●落葉樹、常緑樹ともに来春の芽生えのために、冬の間に準備を進めています。
●冬芽は、枝の先端や途中に付いています。
●冬芽の形、色彩、大きさとともに、枝に葉が付いていた痕跡(落葉痕)や大きな枝から小さな枝が外れた痕跡(落枝痕)の姿は、樹木の種類ごとに様々です。
●冬芽の大きくて綺麗な色彩のものはよく目立ち、観察の対象として喜ばれます。
●落葉痕や落枝痕には、丸や線状の模様がついています。これは「維管束痕」と言い、水分や栄養の通り道だったところ(動物で言えば血管)で、いろいろな表情を見せてくれます。中には人の顔に見えるものもあります。観察していてとても楽しくなります。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。12月16日(金)の観察に基づいています。 (風)
2016年12月22日木曜日
2016年12月21日水曜日
コセリバオウレンが咲きました
2016年12月20日火曜日
お正月の向けた準備その1-障子の張り替え-
今日は、下総の農家で新年に向けて障子の張り替えを行っています。この前替えたのが一年前ですので、その間に破れたりした箇所には部分的な補修していましたが、年末になると、すべての障子の張り替え・大掃除です。
まずは、障子を外して全面に霧吹きで水をかけ、古い障子紙を剥がし、桟を丁寧に拭いてから、新しい障子紙を貼ります。紙が乾いたところで、霧吹きで水をかけることで、パシッとした仕上がりになります。
障子の数は、何と!35枚もあるので、今日は6人がかりですが、一日では到底終わりません。
明日は、冬至ですので、カボチャを煮たり、柚子湯を沸かしたりするほか、今日の続きの障子張替えやお供え用の餅つき、さらに1月2・3日の「むらのお正月」の準備日でもあり、忙しい一日になりそうです。(フ)
房総のむらの花だより
本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、炭焼き小屋、上総の農家、むらの架け橋を渡り、下総の田んぼ、水車小屋、下総・安房の農家を巡って、商家の町並みの呉服店を経由し、資料館へ戻りました。
●ハマヒサカキは、晩秋から初冬に花が咲き、翌年に果実が実ります。今年の雌花はすでに小さな果実の姿になっていて、雄花しか残っていませんでした。
●ジョウビタキの雄を近い距離で見ることができました。
●ソシンロウバイのつぼみには、今にも咲き出しそうに膨らんでいるものが見られます。
●サザンカは、これからが見頃です。
●あまり目立たないシロダモの花が、終わりかけていました。これからできる果実は、ハマヒサカキと同じように1年後に実ります。
●ムラサキシキブの枝に、オオカマキリの卵(卵囊)が付いていました。
●呉服店裏の畑で、タブノキの葉の草木染めの作品を物干し竿に掛けて乾燥させていました。本日は、館内の草木を使って綿布を染色する体験「上級者の草木染め(全5回)」の最終日だったそうです。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。12月9日(金)の観察に基づいています。 (風)
●ハマヒサカキは、晩秋から初冬に花が咲き、翌年に果実が実ります。今年の雌花はすでに小さな果実の姿になっていて、雄花しか残っていませんでした。
●ジョウビタキの雄を近い距離で見ることができました。
●ソシンロウバイのつぼみには、今にも咲き出しそうに膨らんでいるものが見られます。
●サザンカは、これからが見頃です。
●あまり目立たないシロダモの花が、終わりかけていました。これからできる果実は、ハマヒサカキと同じように1年後に実ります。
●ムラサキシキブの枝に、オオカマキリの卵(卵囊)が付いていました。
●呉服店裏の畑で、タブノキの葉の草木染めの作品を物干し竿に掛けて乾燥させていました。本日は、館内の草木を使って綿布を染色する体験「上級者の草木染め(全5回)」の最終日だったそうです。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。12月9日(金)の観察に基づいています。 (風)
2016年12月18日日曜日
2016年12月17日土曜日
早や12月の半ば
冬の装い
今朝は水田に氷が張り、霜柱が3cm程になりました。
上の写真の奥に見えるのは10月下旬に播いた空豆で7cm程まで生長していますが、まだまだこれからの寒さに耐えて、5月中旬から下旬が収穫時期になります。
2016年12月15日木曜日
写生コンクールの受賞2作品を展示しました
お知らせが遅れましたが、第38回写生コンクールで「館長賞」と「友の会会長賞」を受賞された2作品を総合案内所(総屋)に展示しました。
来年度の募集は9月頃から始まると思いますが、房総のむらは年間を通して色々な景色を見せてくれます。
先日も寒い中、商家の町並みをとても繊細なタッチで描いてらっしゃる方をお見かけし、ついつい声を掛けてしまいました。
春・夏・秋・冬、静かなむら、賑やかなまつりのむら、自然の花や鳥たち等々、題材はたくさんあります。
来年度はあなたの絵を総合案内所(総屋)に展示しませんか?(マ)
館長賞
「旧学習院初等科正堂」
江頭 栞那様 (小学校3年生)
友の会会長賞
「鎮魂」
今泉 弘美様 (一般の部)
来年度の募集は9月頃から始まると思いますが、房総のむらは年間を通して色々な景色を見せてくれます。
先日も寒い中、商家の町並みをとても繊細なタッチで描いてらっしゃる方をお見かけし、ついつい声を掛けてしまいました。
春・夏・秋・冬、静かなむら、賑やかなまつりのむら、自然の花や鳥たち等々、題材はたくさんあります。
来年度はあなたの絵を総合案内所(総屋)に展示しませんか?(マ)
館長賞
「旧学習院初等科正堂」
江頭 栞那様 (小学校3年生)
友の会会長賞
「鎮魂」
今泉 弘美様 (一般の部)
2016年12月13日火曜日
2016年12月10日土曜日
房総のむらの花だより
本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、炭焼き小屋、上総の農家から堀割を巡って、資料館へ戻りました。
●センブリは発芽した年には花が咲かず、翌年に開花します。1年目の葉は、地面に貼り付いて栄養を蓄えています。
●種子が地面に落ち、発芽し、幼木となったものがいくつか観察できました。アカマツ、ヤブツバキ、コナラ、シラカシ、ガマズミ、ハリギリ、マユミ、ヤマグワです。
●春に向けてつぼみが膨らんできているものがあります。スイセン、ソシンロウバイなどです。
●冬の植物観察は、冬芽やロゼット(地面に貼り付き冬の太陽光を浴びて、栄養を蓄える形の葉)が主な対象となります。
●クヌギに付く「虫こぶ」は何種類かあります。今日は2mmほどの大きさのクヌギハケツボタマフシが付いていました。
●よしず小屋前のケヤキの木の下には、ケヤキの小さな果実が沢山落ちていました。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。12月2日(金)の観察に基づいています。 (風)
●センブリは発芽した年には花が咲かず、翌年に開花します。1年目の葉は、地面に貼り付いて栄養を蓄えています。
●種子が地面に落ち、発芽し、幼木となったものがいくつか観察できました。アカマツ、ヤブツバキ、コナラ、シラカシ、ガマズミ、ハリギリ、マユミ、ヤマグワです。
●春に向けてつぼみが膨らんできているものがあります。スイセン、ソシンロウバイなどです。
●冬の植物観察は、冬芽やロゼット(地面に貼り付き冬の太陽光を浴びて、栄養を蓄える形の葉)が主な対象となります。
●クヌギに付く「虫こぶ」は何種類かあります。今日は2mmほどの大きさのクヌギハケツボタマフシが付いていました。
●よしず小屋前のケヤキの木の下には、ケヤキの小さな果実が沢山落ちていました。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。12月2日(金)の観察に基づいています。 (風)
2016年12月3日土曜日
房総のむらの花だより
本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、炭焼き小屋、上総の農家から堀割を巡って、資料館へ戻りました。
●カマツカの葉はほとんどが落ちてしまい、果実が見えるようになりました。
●上総の田んぼでは、イヌナズナ、イヌガラシ、ハハコグサ、タネツケバナなどの小さな花と果実が見られます。
●コメツブツメクサ、ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリの葉が、陽を浴びて春への準備をしています。
●ヒカゲイノコズチの茎に虫こぶ(長さ2cm・幅1cm)がありました。虫こぶの名は「イノコズチクキマルズイフシ」、卵を産み付けた虫は「イノコズチウロタマバエ」といいます。
●タイワンホトトギスのそばにはまだ雪が残っていました。台湾では普通に見られるそうです。
●呉服店の畑のセンダンに果実が沢山できています。果肉にはサポニンを含み多量に食すと害を及ぼします。核には稜があり、端にある穴に紐をとおすとブレスレットができます。
●クロヤツシロランは種子を飛ばした後の殻になったものがありました。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。11月25日(金)の観察に基づいています。 (風)
●カマツカの葉はほとんどが落ちてしまい、果実が見えるようになりました。
●上総の田んぼでは、イヌナズナ、イヌガラシ、ハハコグサ、タネツケバナなどの小さな花と果実が見られます。
●コメツブツメクサ、ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリの葉が、陽を浴びて春への準備をしています。
●ヒカゲイノコズチの茎に虫こぶ(長さ2cm・幅1cm)がありました。虫こぶの名は「イノコズチクキマルズイフシ」、卵を産み付けた虫は「イノコズチウロタマバエ」といいます。
●タイワンホトトギスのそばにはまだ雪が残っていました。台湾では普通に見られるそうです。
●呉服店の畑のセンダンに果実が沢山できています。果肉にはサポニンを含み多量に食すと害を及ぼします。核には稜があり、端にある穴に紐をとおすとブレスレットができます。
●クロヤツシロランは種子を飛ばした後の殻になったものがありました。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。11月25日(金)の観察に基づいています。 (風)
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