北日本や北陸では雪のニュースも聞かれる季節となりました。二十四節気は「小雪(しょうせつ)」です。七十二候は「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」で、「立冬」から半月も過ぎ、日の光は弱まり虹が見られなくなるということのようです。写真は、「武家屋敷」「茶室」の「炉」です。「立冬」を迎え、「房総のむら」の「茶室」も夏の「風炉(ふろ)」から冬の「炉(ろ)」に変わりました。
「上総の農家」の前の畑で行われた「くん炭」作りです。「籾殻(もみがら)」を燃やし炭にして、土壌の改良材などにします。一昔前までは、農村のあちこちの田んぼなどで行われていたのですが、最近はめっきり見かけなくなりました。風のない穏やかな日には、周辺一帯に霞がかかったように煙が広がった秋の景色を思い出します。
「商家の町並み」「鍛冶屋」の「農具作り」の実演です。「鎌」を打っているのは、酒々井町の「稲坂徳太郎」さんです。農業が主産業であった頃は、農作業に必要な「農具」を作り、修理をする職人さんが、どこの農村にもいたようです。稲坂さんもそんなお一人です。驚いたことに、先日は、この様子を訪日アメリカ人の「鍛冶屋(Blacksmith)?」さんが熱心にご覧になっていました。
こちらも「鍛冶屋」ですが、「鉄の小物作り」の体験です。イギリスからおいでになった方が、「ペーパーナイフ」を作りました。器用なことに、右手だけでなく、左手でも同じように真っ赤に焼けた鉄を叩いていました。
こちらは、「商家の町並み」「瀬戸物の店」で「七宝焼き」を体験しているアメリカからお見えの親子です。当館技術員の英語の説明を聞きながら、金属板の上に絵の具をのせ、その上に色の付いた小さなガラス塊をピンセットでつまんできれいに並べていました。
「房総のむら」に隣接する成田市の「坂田が池」に飛来した「オシドリ」です。「坂田が池」の「マガモ」などの「冬鳥」は随分増えてきましたが、断然この「オシドリ」が目立ちます。カラフルです。昨年は、オスだけでも4羽はいたそうですが、今年は今のところこの1羽だけのようです。
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