先日、4月16日に犬供養の展示をおこないました。
犬供養は房総のむらがある栄町や周辺の印西市、成田市、茨城県域でも実施されていた伝統的な行事です。
犬を供養するのには、お産が軽い犬にあやかって安産できるように願いを込めたといわれています。医療技術が発達した現代でも子供を産むことは命懸けだといわれておりますが、今以上にお産というのが大きなリスクを伴う人生の一大時でした。
それに際して人々は、安全に元気な赤ちゃんが産めるよう願ったのかもしれません。
またほかにも、お産の軽い犬が死んでしまうのはただことではないとして供養したといった説もあります。
房総のむらでは印旛郡栄町龍角寺の事例を再現して、実際に線香などをお供えして行事を再現しました。
下総の農家近くで引き続き展示をしておりますので、ご来館の際はぜひご覧ください。
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