2023年4月22日土曜日

薬の実演を前に

 酒・燃料の店と薬の店の裏にある付属施設では、明日(4月23日)に行われる、薬の実演のために、膠飴(こうい)を作る準備をしていました。

膠飴というのは、水あめのようなもので、もち米のお粥に麦芽を混ぜて、一晩分解させたものを煮詰めてつくります。以前つくってあった膠飴(上の写真の右側)をなめさせていただきましたが、優しい甘さがあり、麦の香りがあります。歯にくっついてなかなか取れないのですが、無理に取らずにほおっておくと口の中でさっと溶けてしまいます。
膠飴は、小健中湯(しょうけんちゅうとう)という薬の材料の一つです。小健中湯は様々な生薬のエキスを混ぜ込み、虚弱体質の改善などに用いられるということです。

明日は、薬剤師の伊藤先生をお招きし、今日準備した材料を使って、膠飴をつくる実演が行われます。(ひ)

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