本日4月23日、節供凧作りが上総の農家でおこなわれました。
現在ではお正月のイメージが強い凧ですが、江戸時代に大流行していた頃は、人々は四季の様々な場面で凧揚げをしていました。凧の「あがる」にちなんで、縁起物として人々から親しまれたとも考えられています。
人々は子どもの初節句を祝って、大きく成長するよう願い、凧を揚げました。こうした節供凧の風習は、全国各地でみられるそうです。
房総のむらでおこなっている節供凧体験では、上総地方で端午の節句の際におこなわれていた凧揚げを参考に、講師の先生をお呼びして伝統的な「袖凧」作りをしています。
本日、上総の農家では先生が持ってきてくださった凧が展示されており、迫力満点で華やかな雰囲気。「袖凧」は竹ひごを組み、各自がデザインした紙を貼って作ります。
真剣な眼差しで、色を塗っていました。
迫力のある力強い文字や、、、
かわいらしいイラストも!
参加者の皆さんが思い思いのデザインで凧を作成しています。
この凧作りの演目は、体験時間が5時間30分と、丸一日がかりの体験となっています。ながーい時間をかけて一生懸命作った凧で、最後はみんなで凧揚げ!!
(見事に高く舞い上がって点のようですが、よーくみると中央の空に凧があります。)
皆さんが作った凧が大空へと舞い上がります。
向かい風に立ち向かって空高く舞い上がる凧をみたら、端午の節句に子どもの成長を願って凧揚げをした人々想いがの想いが少しわかった気がします、、、
もっと頑張ろうという勇気が湧きました!
(嶽)
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