二十四節気「寒露」の七十二候次候は、「菊花開(きくのはなひらく)」です。小さな”野菊”はいろいろ咲いていますが、馴染みのある園芸種の”菊”はまだ咲いていません。紹介するのは「上総の農家」の「シュウメイギク(秋明菊)」です。
「商家の町並み」「めし屋」の「落花生のおそうざい」作りの体験です。作ったのは、”味噌ピー”と”砂糖ころばし”です(写真:下右)。このご家族は、自宅で”落花生”を作っていることもあってこの体験に参加したそうです。息子さんとお嬢さんが”味噌ピー”作りに挑戦です。はじめに”落花生”に絡める”調味料”を作ります(写真:上)。次に”炭火の七輪”の上で、”鍋”に油を挽いて”落花生”を炒めます(写真:中右)。”落花生”が”カリカリ”になったら、”調味料”を加えて余熱で練り上げて完成です。香ばしい”カリカリ”の”味噌ピー”の完成です(写真:下左)。
「風土記の丘」エリアにある重要文化財「旧御子神家住宅」では、建築の専門家の方々が古建築の”研修会”を開いていました。この建物は、南房総市から移築した民家ですが、安房地方に特徴的な”分棟型”の造りでありながら、屋根は一体となった建物です。研修会の指導者の方は、「勉強のためにはよい教材」だとのことです。ちなみに、”御子神”は、”武道”や”剣豪”などが好きな方ならご存知の”徳川将軍家の剣術指南役”をつとめた”小野派一刀流”の開祖「御子神典膳(後に「小野次郎右衛門忠明」と改める)」にかかわる地名でもあります。
館内のあちこちの”ホトトギス(杜鵑草)”が咲いていますが、こちらは「武家屋敷」周辺の”ホトトギス”です。”秋のまつり”では、”茶花”としても生けられていました。「房総のむら」では、6月に”ヤマホトトギス(山杜鵑)”が咲き、9月には”ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)”も咲いており、3種目の”ホトトギス”の開花になります。
「下総の農家」の畑の”藍”の花です。夏には「呉服の店」で”藍の生葉”を使って、”藍のうつし染”や”藍の生葉染”なども行なわれましたが、この時期には緑色の葉の上に白とピンクの小さな花がたくさんついています。
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