2018年6月24日日曜日

6月24日の きのこ


「もどき」の意味は簡単にいうと、まがい物でしょうか

「コテングタケモドキ」「タマゴテングタケモドキ」など

どのあたりが「もどき」なのか、私にはわかりません

今日は、この「もどき」が勢力を拡大していました(や)


2 件のコメント:

  1. 雨の多い時期で,例年よりきのこの発生量は多いようです.わたしも23日(土)は佐倉市で観察会でしたが,例年より遙かに多いきのこがみられました.
    さて・・ アップされている方は,なかなかに,きのこをご存じのようで,わたしも,よくわかっておらず,情けない同定になるのですが・・  
    写真,上から
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    ●(左)タマゴタケのやや古いもの?(右)ベニタケ属の仲間(図鑑では,ヤブレベニタケにいちばんちかいかもしれません).
    ●(左)不明です,わかりません.生えている木材が白くなっていますね.これは木材のリグニン(茶色)が主に分解され,セルロース(白色)がのこっている,という状態です.いわゆる「白色腐朽」です.きのこによって,好む食べ物(リグニンかセルロースか)がちがい,その結果が腐朽した木材の色でわかるのです.(右)テングタケ.
    ●(左)シロハツ,柄とヒダの境目がやや青い色をしているのが特徴です.そんな気持ちになってみると,みえる!見える!青い色がうかんでくるような気がしませんか.(右)コテングタケモドキ.コテングタケに似ている,という意味なんでしょうね.ある年代の方々には,にんげんもどき,が有名ですね.コテングタケモドキは動物実験によって猛毒ということになっていますが,まだ中毒した例はないようです.
    ●(左)オオホウライタケ.(右)ニッケイタケ
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    これは食べられる!! と,申し上げたいところですが,私が勤務する博物館でも,食べられます,とは言わないように,とのルールがあります.大切にとっておいたマツタケで中毒した,ということもあり,ほかにもアレルギーのこともあり,責任がもてないために,これは毒きのこです,とだけアドバイスをするようにしています.でも,食べながら生物の名前を知っていく,というのは,素敵なことです.そのうちに,よいきのこが採れる場所は,自然環境がよく,良好な森林がみられる場所である,ということが次第にわかってきます.「きのこを通して森をみる」ことができるようになるのですね.そうなると,きのこ狩りも上達した,と言えるのではないでしょうか.そうすると,食べるきのこも,ぐっと身近なものになります.みなさん,きのこ狩り,いかがですか.

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  2. 房総のむら2018年6月25日 17:59

    匿名さん、ありがとうございます。
    ”にんげんもどき”とは、年代を感じさせるコメントですね
    房総のむらには、アカマツ林、コナラ・クヌギなどの落葉の林が広がっています。
    こんな博士のような匿名さんの観察会に、ぜひ参加したいものです。

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