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9月最後の土曜日です
台風が接近していますが、本日は「こども里山観察会-やさしいきのこ観察会-」です
山のようにきのこが出ている中、色々なきのこが観察できると思います
外部から講師をお招きしての観察会ですが、
私が思うに、日々のきのこブログにコメントしてくれている匿名さんは
この人ではないかと
そんなわけで、本日のきのこです
タマゴタケがあちらこちらで見られ(画像なし)、テングタケの仲間が旺盛です(や)
秋分の日、房総のむらの上空には青空が広がっています
9月24日は、十五夜にちなんで、長唄三味線の夕べ-房総のむら月見会-を開催しますが
空模様はあやしそうです
ところで、今日のきのこです
いつものように、匿名さんからコメントをいただかないとわからないのですが
わたし的にはチチアワタケに見えるきのこが、そこかしこに、かなり多く出ています
画像はありませんが、ノウタケもポコポコとあちこちで見られました(や)
本・瓦版の店では,9月22日,23日の2日間,浮世絵講習会(上級)を行います。葛飾北斎(かつしかほくさい)の「駿州江尻(すんしゅうえじり)」の摺りを体験します。講師は,江戸浮世絵摺師の松﨑啓三郎(まつざき・けいざぶろう)先生です。
第1日目の本日は,第1版~第9版までの摺りを行いました。第1版は,「墨線(すみせん)」あるいは「地墨(じずみ)」と呼ばれる,絵の輪郭となる線を摺りました。通常,墨線は黒色ですが,北斎は初めて藍色の墨線を用いたといわれています。和紙がずれないように,「鉤見当(かぎけんとう)」と「引付見当(ひきつけけんとう)」という目印となる溝が,版木に付けられています。見当に合わせてそっと和紙を置き,馬連(ばれん)でよく摺っていきます。すると,和紙に鮮やかな色が広がります。
実際に体験してみると,うまく摺るのはなかなか難しいですが,緊張感の中,美しい摺りを体感できるのは,とても楽しく感じました。
明日は9時30分から,第10版~第13版を摺って,いよいよ完成となります。ぜひ皆様のご来館をお待ちしております。(前)
二十四節気は「秋分」になります。最近暗くなるのが早くなってきたように感じていましたが、「秋分」で昼と夜の長さがほぼ同じになり、これから「冬至」に向かってさらに日の入りが早くなりますね。七十二候は、「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」で雷が 鳴り響かなくなる頃ということのようです。先日、雷が激しいことがありましたが、最近は”鳴りやんで”いるようです。今回も、盛りとなった”ヒガンバナ(彼岸花)”の紹介です。「風土記の丘」「旧平野家住宅」と”ヒガンバナ”です。
薄暗い中に咲く”ヒガンバナ”に、木々の間から日差しが差し込みそこだけ光り輝いていました。
「風土記の丘」の「印旛沼が見える園路」と「資料館」周辺の”ヒガンバナ”もかなり咲いてきました。
「商家の町並み」「下総の農家」「石造物」の近くでも”ヒガンバナ”が咲いています。
「商家の町並み」「本・瓦版の店」の「浮世絵の摺り」の実演です。摺っていただいているのは、当館で「浮世絵の摺り」の指導もしていただいている”摺師”の「林 勇介」さんです。木版画では、”一枚の紙”に基本的に色の数だけ準備した”版”ごとに一色づつ色を摺り重ねていきます。①初めに、”版木”の色を付ける部分に色と糊をおき(写真:上)、②刷毛で広げます(写真:中左)③そこに摺り重ねてきた紙を置くのですが、ぴったり同じ位置に紙が置かれるように慎重に”見当”で合わせます(写真:中右)④紙の上から”バレン”を動かしながら色を紙に摺り込んでいきます。
今回実演していただいた”力士”の絵は、"版”を11回重ねて摺ってありますが、色がはみ出したりせず、見事なものです。当然、一枚一枚手作業ですからその時の色使いで色合いも変わってきます。”肌”や”化粧まわし”には”ぼかし”も入っています。このあたりが”摺師”の腕の見せ所にもなるのでしょう。
こちらは、「商家の町並み」「細工の店」で「竹細工」の指導をしていただいている「間野政勝」さんの作品です。上は”四海波”と呼ばれる形の大小の籠です。曲線がきれいですね。下は”真竹”を使った”六つ目かご”です。薄い”竹ひご”が、平らな底からうまく折り曲げて直角に立ち上げてあります。底に入れられた”力竹”は、以前も紹介しましたが”千葉県の県章”の形になっています。
「下総の農家」の”オクラ”です。下枝がほとんど落ちて、上の方だけに葉が残っています(写真:上)が、”オクラ”はそろそろおしまいですね。と思ったら、10cm以上もある大きな”オクラ”がありました(写真:下)。種を採るために収穫しないでそのままにしてある”オクラ”でした。
「上総の農家」の”ナタマメ(刀豆)”は30cm程に育ってきました。”ナタマメ”に気がついた方は、その大きさに驚いて”しげしげ”とみています。
「上総の農家」「下総の農家」の”大豆(だいず)”も随分膨らんできました。今は”落花生の収穫体験”が人気で、早くも売れ切れそうです。続いては、”さつまいも”と”枝豆”です。「むら」のおいしい”枝豆”の収穫体験も楽しみです。
”夏そば”が終わった「上総の農家」の畑では、今度は”秋そば”がいっせいに芽を出しました。小さいながらも蕾もついていました。白い花が咲き出すのももうじきですね。
”ヌスビトハギ(盗人萩)”の実です(写真:下)。つい最近まで花が咲いていた(写真:上)のですが、実に陽射しが当たって緑と濃い紫色が鮮やかでした。
「上総の農家」で小さな”ネム(合歓)”のような草を抜いていました。聞いてみると、”コミカンソウ(小蜜柑草)”とのこと。確かに非常に小さいですが”みかん”のような実がついています(写真:上左)。”ウリクサ(瓜草)”も畑や田の周辺にたくさん咲いています(写真:上右)。館内のあちこちで見られる”キバナアキギリ(黄花秋桐)”(写真:下中)ですが、近くには波を打ったように縮れた小さな笹に短い針のようなものがついた”チヂミザサ(縮笹)”も花を咲かせていました(写真:下左)。”アカネ(茜)”も小さな白い花を咲かせています(写真:下右)。
稲刈りが終わった田んぼの端に、”ホテイアオイ(布袋葵)”のような厚みのある葉がかたまっていました。よく見ると紫色の小さな花が咲いていました。”コナギ(小菜葱)の花です。
木にもたくさん実がついています。緑の林の中に赤い色が目立ったのは”ゴンズイ(権瑞)”です。果実は熟すと真っ赤になり、中から黒い種が現れます(写真:上左)。”クサキ(臭木)”は濃紺色の種が現れていました(写真:上右)。春先に白い花を見せてくれた”コブシ(辛夷)”は、名前の由来のような”握りこぶし”のような実ができています(写真:中左)。少し顔を出したオレンジ色の果実を引っ張り出すと細い糸状のものが伸びてきました(写真:中右)。春先の同じ時期に咲いた”モクレン(木蓮)”も似たような実がついています。オレンジ色の果実は鳥がよくついばんでいます。木の下に落ちた種をよく見るとハート型に見えませんか(写真:下右)。
”キノコ”のようすは、当ブログの「キノコ」を見ていただくとして、変な形の”キノコ”がありましたので紹介します。普通は円形の笠が一か所だけ尖っています。見た時には驚きました。どうなっているのでしょうか?今年は”タマゴタケ(卵茸)”をよく見かけますが、この時期にまた多くなってきました。
”赤トンボ”もよく見かけます。しかし”赤とんぼ”といっても、そんな種類の”トンボ”がいるわけではなく、”赤いトンボ”がそう呼ばれているのですね。写真に撮ったら、翅の先端近くが赤くなったトンボです(写真:上)。顔が水色をしているので”マイコアカネ(舞妓茜蜻蛉)でしょうか(写真:下)。
秋の校外学習のシーズン
今日もたくさんの子どもたちが館内を歩いています
そんな中、連なるように出ているタマゴタケをみて
「タマゴタケだ!でも、モドキには毒があるんだよ」
なんという小学生でしょうか、将来はきのこ博士?(や)
商家・菓子の店では「白玉だんご」作り体験が始まりました。バニラアイスかあんこを選んでトッピングし、黒蜜をかけていただきます。(写真はアイスです)
白玉は、ご家庭でも気軽に作れるお菓子ですよね。今回、初めて白玉作りをするというお子さんが来てくれました。
白玉粉を練っているところです。粘土遊びみたいで楽しい!
できたてを食べることができます。自分でつくったものは特別おいしく感じます!
白玉だんご作り体験は9月後半から10月前半に実施します。体験費用は300円、5歳以上であれば体験出来ます。(小学生は引率者の補助が必要です)
ぜひ、お越しください!!(細)
土曜日に降った雨が、しっとり落ち着いて、きのこ日和です
夏日の予報だったことと関係するのかどうかわかりませんが
タマゴタケ(画像なし)、コテングタケモドキ(画像なし)など夏のきのこが復活しています
そんなわけで、久しぶりに画像8枚での、本日のきのこです(や)
七十二候は、「玄鳥去(つばめさる)」で”燕(つばめ)”が南に帰る頃になります。確かに”燕”を見ることは少なくなりました。写真は、二十四節気の「白露」に合わせて”白いツユクサ(露草)”です。めったに見ることはできませんが、運よく出会えました。
”ツユクサ”は、一般的には”濃い青色”(写真:左)ですが、中には”薄い色の薄紫色”の花(写真:右)もあります。”ツユクサ”は、この時期にはたくさん咲いています。
「農村歌舞伎舞台」がある「おまつり広場」の”ジュウガツザクラ(十月桜)”が咲き出しました。”春の桜”のように枝一杯に花が咲くという感じではなく、”ぽつりぽつり”という感じであまり目立ちませんが、これから来年まで咲き続けます。
冬になると枯れた”茎”に地面から綿のような”氷柱”がつく”シモバシラ(霜柱)”ですが、花が咲きました。白さが際立っています。
「房総のむら」で”ヒガンバナ(彼岸花)”の開花を確認したのは9月12日で、昨年と同じです。季節の移ろいが例年に比べ早かった今年ですが、暑すぎる夏のせいで秋が来るのが遅れ、ここにきて自然界の季節感も昨年並みに戻ったでしょうか。
「下総の農家」の手前の石造物周辺でも”ヒガンバナ”が咲き始めました(写真:上)。「風土記の丘」「資料館前」の様子です(写真:中)。「風土記の丘」「印旛沼が見える」園路でも咲き始めました(写真:下)。
咲き出したと思ったら、あっという間に花が増えてきました。ブログにアップした頃には「風土記の丘」では、かなりの花が咲いていると思います。
これまでも”ヤマホトトギス(山杜鵑草)”は紹介してきましたが、”ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)も咲きました。(写真:上、下左)。”ヤマホトトギス”もまだ咲いています(写真:下右)。比べてみてください。
”オケラ(朮)”の花が咲きました(写真:下)。まだ多くの蕾は、魚骨状の”苞葉”でネットがかかったような状態です(写真:上)が、薄暗い林の中に一輪だけですが花が咲きました。
前回は、白い”ゲンノショウコ(現の証拠)”を紹介しましたが、薄紫色の”ゲンノショウコ”も咲きました。白い花に比べると、少し小さいようです。
特徴的な蕾(写真:上の下方)が膨らんできて、少し色がついてきたと思ったら、こちらも開花です。”ノダケ(野竹)”が咲き始めました。こちらも薄暗い場所にひっそりと咲いています。
「水車小屋」近くの斜面に、”オトコエシ(男郎花)”が群生しています(写真:上)。別の場所で、近くに咲いている花を見ると小さな5弁の白い花ですが、ほかに小さな葉のような上に粒のようなものが付いているものもあります(写真:下)。これが、”オトコエシ”の実ですね。花を包んでいた”小苞(しょうほう)”も大きく広がり、そこに実がのっています。
こちらは「上総の農家」の”キンカン(金柑)”です。既にオレンジ色に熟した実も付いています(写真:下右)が、青い実もたくさんついています(写真:下左)。星形の白いきれいな花も咲いていて(写真:上左)、実ができ始めているものもあります(写真:上右)。
そこにあった木が何だかわからないくらい、大きな葉っぱで木に巻き付いている”クズ(葛)”が花を咲かせています。
「むらの架け橋」近くの”ヌルデ(白膠木)”の花です。”クズ”で覆われた木の上に少しクリーム色した小さな花がかたまって咲いています。
園路に直径が20cmはあろうかという大きな”キノコ”です。当ブログ「9月12日のきのこ」で紹介されている”マントカラカサタケ”のようです。私も、園路に”いきなり”の”大きな白い笠”には驚きました。
お待たせしました。”落花生(らっかせい)”の収穫体験が始まりました。「下総の農家」の畑では、”落花生”をお子さんが一人で茎ごと引き抜いていましたが、せっかくですので”ご家族”で「うんとこしょ、どっこいしょ」。(実際は、”カブ”を抜くほどの力はいりませんが、お母さんが声を掛けていました。いいですね!)地面の中からたくさんの落花生が現れました(写真:上左、上右)。「房総のむら」の常連さんも収穫です(写真:下左)。”生の落花生”ならではの食べ方、”塩ゆで”がおすすめです(写真:下右)。”柔らかい落花生”もおいしいですよ。
昨年の「月見会(十三夜)」に続き、今年も「月見会」を開催します。まず、9月24日(月・祝)に「月見会(十五夜)」を開催します。また、10月21日(日)に「月見会(十三夜)」を開催します。当日は、「旧学習院初等科正堂」で演奏会を楽しんでいただいた後に、「岩屋古墳」の上からお月見を予定しています(月が見られない場合は演奏会のみとなります)。詳細は、「『房総のむら月見会』開催のお知らせ」をご覧ください。
「岩屋古墳」は、この周辺では一番高い場所ですの、雨や雲に邪魔されなければ、きれいなお月様を見ることができると思います。2枚の写真は、昨年の「月見会(十三夜)」の様子です。
成田駅から成田山新勝寺への参道周辺で行われた「成田伝統芸能まつり」に「房総のむら」もブースを出しました(写真:上左)。9月15日は、あいにくの雨でしたが、”山車”も登場しました(写真:下右)。成田市文化芸術センターでは、全国から集まった民俗芸能とともに、千葉県指定の無形民俗文化財「成田の花踊り」(写真:中左)や、同無形文化財(武術)「天真正伝香取神道流」(写真:中右)、それに「伊能歌舞伎」(写真:上右)などが上演されました。16日は天候にも恵まれ、「房総のむら」のブースでは、”コマ”や”けん玉”など”昔のあそび”を大勢の方々に楽しんでいただきました。是非、「房総のむら」にもおいでください。