2018年7月5日木曜日

7月5日の きのこ


たまにパラっと雨が降る天気

今日は、館内で偶然、著名なきのこの研究者に出会いました

ベニタケの仲間やイグチの仲間が出る森は、大変よい森だとのことです

乾いた地面からも、たくましくきのこが出ています(や)

2 件のコメント:

  1. 梅雨があけてしまって,房総のむらのきのこの発生も,ちょっとおちついたようですね.
    今回の2点,食用として重要なものが精選されていますね.
    (上)ナラタケモドキの幼菌です.20年ほど前までは,ナラタケの仲間はナラタケ(ツバ有),ナラタケモドキ(ツバ無)の2種を知っていればよかったのですが,近年の分子系統と交配により,日本産のナラタケ属は10種程にわけられてしまいました.形態で区別できるものもあれば,むつかしいものもあります.専門家も「形態で分けるのはむつかしい」と証言しています.しかし,なんと,東北の方々は,味で,これら分子系統でわけられた結果と同等の結果を出していた,のだそうです.そうえいば,きのこの新種を記載するときに,いまでも,味と香り,というものを記載に入れる習慣があります.他の生物群には,味と香りを,記載に入れるものはないようです.きのこと味,の関係は,あなどれないです.ナラタケもナラタケモドキも,無葉緑のツチアケビやオニノヤガラが,栄養依存しているきのことして有名です.贅沢な栄養要求性をもとめるラン科植物を大満足させることのできる程の,どう猛な木材腐朽菌でもあります.もちろん,倒木,切り株など,死んだ植物を分解するきのこです.
    (下)アカヤマドリ.ここのブログにも何度も登場しています.姿はちょっと異様ですが,若いものの味は絶品です.江戸時代の本草図譜にも,同様なものが掲載されています.

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  2. 房総のむら2018年7月7日 20:39

    匿名さん、新種記載に味と香りを入れるというのは、初めて知りました。
    金曜日の雨で、またきのこが出てくるのではと思っています。

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