4月29日(木・祝)に細工の店で鎧作りの実演を行いました。
講師の加藤良先生をお招きし、端午の節供に飾られる伝統的な鎧の作り方の実演や鎧に関する説明をしていただきました。
鎧の種類・各パーツの名前やその由来をわかりやすく解説してくださいました。
お客様も興味津々な様子でお話を聞いていました。
鎧作りの実演は1年に1度ですが、またお話を聞くのが楽しみです。
5月5日の端午の節供は、ショウブやヨモギを屋根にかけ、ショウブ湯に入って病気や災いを払う行事であり、鯉のぼりや武者人形などを飾って男の子の無事な成長を願う行事でもあります。
武者人形や飾り具足を飾る風習は江戸時代の中頃から盛んになったとされています。
『守貞漫稿(もりさだまんこう)』という本によると、江戸の町並みで幟(のぼり)や飾り具足などの市が立ったことが記されています。
次回の実演は米井仁先生による6月6日(日)の「畳作り」です。この実演は畳の店で行います。
日本人に馴染みの深い畳の表替えを手縫いで行います。
お楽しみに!(そ)
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