安房の農家で「牛乳豆腐作り」の実演を行いました。
江戸時代中頃、嶺岡牧で白牛(乳牛)が飼育され始めたことから、安房地域は日本酪農発祥の地として知られ、昔から酪農が盛んな地域でした。
子牛が生まれてからしばらく出る「初乳」は、脂肪などの濃度が高いことから商品にならず、各農家ではこの初乳を消費するため、初乳に酢を混ぜて固め、簡単なチーズのようなものを作るようになりました。
この料理は安房地域で「乳っこを固めたの」と呼ばれ、現在では「チッコカタメターノ」として親しまれています。
①牛乳を温める |
②煮立ったら酢を入れる |
③かき混ぜる(固形物と乳清が分離し始めます) |
④漉して固める |
完成! |
※初乳ではなく、通常の牛乳を使用して実演しています。
牛乳と酢のみで作れるので、ご自宅で挑戦してみてはいかがでしょうか。(は)
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