5月15日(土)、16日(日)、酒・燃料の店で講師の先生をお招きして「杉玉作り」の実演と予約体験を実施しました。
杉玉とは、杉の葉を束ねて球状にし、軒先にかけて酒屋の看板としたものです。新酒ができた目印としても用いられました。
(国立国会図書館ウェブサイトから転載)
江戸時代の正徳2(1712)年に成立した『和漢三才図会』にも、「…望子は、多くは杉の葉を束ねてこれをつくる。形は鼓のごとし。…自ら醸(つく)らずして酒を沽(う)る家には看板を出して幟(しるし)となす」とあります。「望子」とは、商品などを表す標として店先に掲げた看板です。
球状の竹かごに杉の葉を差し込む様子 |
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