2019年2月10日日曜日

寒暖上手 十七


房総のむらの敷地(有料エリア)は、垣根で囲われています

それは、生垣であったり、フェンスであったり

地形やその場所の性格により使い分けています


古くは千年以上前の弥生時代に

深い壕をめぐらす環壕集落がありました

ある程度の富を蓄えることができるようになって

内と外を区画する必要が生じてきたのだと思います

垣は、まさに「内」という空間を構造物で明確に分けるもので

外からの侵入を防ぐという目的をもって登場したのでしょう


垣根のなかで、木々を植えたものを生垣といいます

千葉県内には、比較的温暖な土地を好む「マキ」の生垣が多くみられます

マキは県の木ですが、成長がゆっくりで、なかなか大木には育ちません

南房総地方では、高さ4mにも達する見事なマキの生垣があります


おまけの画像は、竹垣です

2月9日に降った雪が、竹のてっぺんに残っています(や)

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