本日、総屋にて、「武具のはなし」を開催しました。日本刀の解説を聞いて、日本刀のお手入れを体験します。
講師は県立中央博物館 高橋先生。刀は江戸時代後期の作と思われるもの。理由があって展示に使えない刀の刃を削り落としてありますが、本物です。
次に刀の手入れを一人ずつご指導いただきます。
刀の刃の向きを気を付けて、鞘(さや)から刀身を取り出します。柄(つか)もとって、そのなかに収まっていた茎(なかご)という部分を持って、古い油をぬぐいます。刀身の重さは、刀によって異なりますが1kgくらい。結構重いのです。
刀についていた古い油がきれいになったところで、それぞれの刀の鑑賞会。形や波紋の違いなどの説明がありました。そして、刀身に刻まれた銘(めい)についての秘密も。
本物の刀に触れることのできる数少ない講座。次は10月7日(土)の開催(要予約)です。(ひ)
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