商家の町並み 細工の店では、房州うちわ振興協議会の太田美津江先生をお招きし、房州うちわを製作する体験演目を行いました。
房州うちわは、材料の生産地であった安房地域に、関東大震災や戦争後、江戸の職人たちが移り住み、受け継がれてきた伝統工芸で、丸い柄が特徴です。
今回の体験は、竹を割いて作られた骨格(骨と呼びます)に、むらで用意した紙や、お持ちになった布などを切り抜いたものを貼り付けます。
のりをローラーでよく伸ばして、骨にぬり付けます。
次に、骨に裏の紙と表の紙もしくは布を丁寧に貼り付けます。
少し、乾燥させたら、はみ出ている骨を含めて成形します。
最後に縁をつけて、
完成です。先生のサポートもあり皆さん、とても良い「MYうちわ」に仕上がったようです。
作品を乾燥させている間、太田先生は、うちわについての解説、房州うちわの歴史などを解説していただき、また、竹を割いて骨を作る過程を実演していただきました。
なお、2月4日には竹からつくる「柄からつくる房州うちわ」という、より本格的な体験演目もあります。(ひ)
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