2023年8月12日土曜日

江戸の花卉 朝顔:「噴上台咲牡丹」について


先日ご報告した「噴上牡丹」。インターネット上の写真で「黄縮緬葉 銀鼠筒白総鳥甲吹上台咲牡丹」に似ていると書きましたが、あれから調べてみると、葉の形は車咲きの個体と同様、表面に播き返しがある、ちりめんで、葉の切れ込みが深くsa先がとがっている「黄抱縮緬立田葉」ということになると思います。

花の色は「銀鼠」と「鳩羽色」の違いが難しいですが、やはり「車咲き」の個体と同じなので「鳩羽色」。筒は白いのですが、細かな花弁の先が管状になる「鳥甲」はほんの一部の花弁にのみ見られます。

素人ながら、私は「黄抱縮緬立田葉 鳩羽色(筒白)噴上台咲牡丹」という形になっていると思いますが、いかがでしょうか。

しかし、このような形を表す名前が、個体を表すものでよいのか、系統の性質を指し示すものかは、まだ、勉強が足りずわからないところです。

今日、花を見ながら、いろいろ考えてしまいました。(ひ)

0 件のコメント:

コメントを投稿