7月21日(日)、商家の町並みでは、「親子木箱作り教室」・「親子鍛冶屋教室」を行いました。
午前中は、4人の親子連れに「親子木箱作り教室」を体験して頂きました。「親子木箱作り教室」は、用意してある材料をノコギリ・ノミ・キリ・カナヅチなどの道具を使って箱を組み立てます。ノコギリは、まっすぐ大きく動かすことや引く時に切れることに注意しながら作業します。
木箱(左)と椅子(右)の製作 |
ご家族のうち、妹さんは内気な性格でしたが作業を進めるうちにコツをつかみ、ノコギリやカナヅチを見事に使いこなしていました。最後は出来上がった作品を持って集合写真。家族で作ることのできたそれぞれの作品の出来栄えを話されていました。
4人の作業(左)と手に持って完成!!(右) |
午後は3人の親子連れに「親子鍛冶屋教室」を体験して頂きました。フイゴを使って火をおこし、文鎮またはペーパーナイフを作ることができます。今回、息子さんはペーパーナイフを作ることにしました。
タガネで鉄を切る(左)と持ち手を丸くする(右) |
フイゴで軟鉄を熱し、ツチで鉄を叩き形を変えていきます。鉄は赤く熱い状態で叩かないと形は変わっていきません。その叩いた痕が、冷えて固まった時に残り、自分がどう叩いたのかはっきりと分かります。軟鉄は細く平たい定規を伸ばしたような形をしていて、ツチで軟鉄の片方を叩き薄くします。薄くすることで刃の部分を作りグラインダーで削ります。反対側は、持ち手となるので鉄の棒をツチで叩き細く丸めて持ちやすいようにします。仕上げは、ヤスリで角をとり完成させます。
作っている最中は、集中して瞬きもしていないようでしたが、完成したペーパーナイフの記念写真を撮るとき、息子さんはようやく笑顔になりました。
懸命にヤスリをかける様子(左)と完成したペーパーナイフ(右) |
7・8月限定の夏休み親子体験教室は土日を中心に続きます。「親子鍛冶屋教室」は定員となっていますが、「親子木箱作り教室」はまだ余裕があります。詳しくは房総のむらのホームページで日程をご確認ください。(い)
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