本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家、商家の町並み、堀割広場、資料館連絡通路を観察しました。
●資料館脇で、芝生に良く生えるキノコのベニセンコウタケが観察できました。
●ウワミズザクラの果実が色づきました。ハリギリはヤツデの仲間で、同じような形状の果実が実っていました。
クリの雌花の先に付いていた雄花は、雌花が果実に成長するに従って地上に落下します。
ヤマコウバシやガマズミに小さな果実が出来ています。スモモ、ヤマモモ、ツルウメモドキの果実も実っています。
●ムラサキシキブとコムラサキは良く似ています。見分け方は、花柄の場所⇒ムラサキシキブは葉の付け根、コムラサキは葉の付け根から少し離れている。鋸歯⇒ムラサキシキブは葉の付け根近くまである。コムラサキは葉の先端から葉の付け根までの半分まで。樹高⇒ムラサキシキブは3mくらい、コムラサキは2mくらい。
●ヤマユリのツボミの大きいものは、7cmくらいになっています。開花は間近のようです。
●ヒメヤブランは資料館横の広場で、ヤマニガナは竪穴住居近くで沢山見られます。
●エノキの葉には、何種類かのムシコブが付きます。今日のものは、「エノキカイガラキジラミ」という虫のムシコブで、その名前は「エノキハツノフシ」といいます。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。7月5日(金)の観察に基づいています。(風)
※自然観察会のお知らせ
自然ガイドボランティアでは、月に一回、土日のいずれかを利用して来館者を対象とした「自然観察会」を開催しています。
7月は下記の予定で行いますので、興味のある方是非ご参加下さい。
○日時 : 7月21日(日)午前10時30分から1時間程度(雨天中止)
○集合場所 : 総屋前
○今月のテーマ : 「初夏の萩 秋の萩」
○参加費 : 無料(むらの入場券必要)
2019年7月11日木曜日
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