2018年12月7日金曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発して、上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家、むらの架け橋、上総の畑、武家屋敷裏、復元竪穴住居の周辺を巡り観察しました。

●秋の果実を沢山観察できました。
 アオツヅラフジ、ノササゲ、イボタノキ、ツルウメモドキ、サカキ、ナンテン、ヒヨドリジョウゴ、ガマズミ、カマツカ、シロダモ、ムラサキシキブ、サネカズラナなどです。
 ノササゲの果実は皮が紫で、中の種子も紫です。

●ツル性の植物はいろいろな方法で這い上がりますが、ツタは吸盤で吸い付き這い上がります。

●ジンチョウゲやソシンロウバイのツボミが膨らみました。

●雌雄異株のハマヒサカキは、今年強く剪定された後も雌花と雄花がまだ咲いていました。

●資料館裏の広場の周辺には、ガマズミ、カマツカ、シロダモ、ムラサキシキブが隣り合って生えていました。

●センブリの花は終わりの時期です。来年花を咲かす2年草として根生葉が沢山生えていました。

●シジミチョウの仲間のムラサキシジミは、成虫で越冬します。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。11月30日(金)の観察に基づいています。(風)



※自然観察会のお知らせ
 自然ガイドボランティアでは、月に一回、土日のいずれかを利用して来館者を対象とした「自然観察会」を開催しています。
 12月は下記の予定で行いますので、興味のある方是非ご参加下さい。

○日時 : 12月9日(日)午後1時30分から1時間程度(雨天中止)
○集合場所 : 総屋前
○今月のテーマ : 「初冬のむらを彩る植物」
○参加費 : 無料(むらの入場券必要)

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