2018年11月13日火曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発して、上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家、むらの架け橋を観察し、帰りに上総の農家西側の森(上総の森)をとおって戻りました。


●資料館前から古墳広場への土手の周りには、センブリが沢山咲き、季節外れのヤマツツジが咲き、そしてホトトギスもきれいに咲いています。そして通路にはメタセコイアの果実が落ちていました。

●樹木が色づき、あちこちにあるウワミズザクラ、エノキやイヌブナ、ヤマグワ、ヌルデも紅葉(黄葉)しはじめました。
 果実では、ガマズミ、カマツカ、ムラサキシキブ、ツルウメモドキが実りました。

●草本では、キツネノマゴ、チョウジタデ、ゼンマイ、ツタが色づいています。ノダケの果実がしっかりと実っています。

●ハマヒサカキの花が咲き始めました。雌雄異株で雌花(花の中心が緑色)と雄花(花の中心が黄色)が咲いています。今年の花は来年の今頃に果実になります。

●ジンチョウゲが早くもツボミを見せています。

●地衣類のコアカミゴケの先端の子器(胞子をつくるところ)は赤くきれいです。茅葺き屋根に生えていたものが地上に落ちていました。


---------------------------
◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。11月9日(金)の観察に基づいています。 (風)

0 件のコメント:

コメントを投稿