2018年5月18日金曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家から武家屋敷を回って戻りました。

●樹木の花が沢山観察できます。エゴノキ、ガマズミ、ユリノキは満開。センダン、イボタノキは咲き始めたばかりです。
●樹木の果実も実っています。上総の田んぼの周りでは、ヤマザクラ、ニガキ、ウワミズザクラが高い所で、ヤマグワ、モミジイチゴ、ウグイスカグラ、ソシンロウバイは目の前の所で見ることが出来ます。
●武家屋敷のケヤキの枝の先端の小さな果実が、枝先の葉と一緒に風に飛ばされ落ちていました。ケヤキの果実はこうして運ばれます。
●ウワミズザクラの根元には、枝から真下に落ちた果実が実生(みしょう)として沢山生えています。草刈があるため大きく生長することはほとんどないでしょう。
●上総の農家のサカキはまだツボミです。花が咲くとほのかな甘い香りがするそうで、期待しましょう。
●センボンヤリの花がまだ咲いていました。近くには冠毛が付いたものもありました。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。5月11日(金)の観察に基づいています。 (風) 




※自然観察会のお知らせ 
 自然ガイドボランティアでは、月に一回、土日のいずれかを利用して来館者を対象とした「自然観察会」を開催しています。
 5月は下記の予定で行いますので、興味のある方是非ご参加下さい。
○日時 : 5月20日(日)午後1時30分から1時間程度(雨天中止)
○集合場所 : 総屋前 
○今月のテーマ : 「日本茶」
○参加費 : 無料(むらの入場券必要)

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