本日は、資料館を出発し上総の田んぼ東側の林、上総の農家から更に足を伸ばし、おまつり広場、茶屋、水車小屋前の坂を通り、下総・安房の農家を巡って資料館へ戻りました。
●オトコエシと思っていたものは、草丈の高いオオヒヨドリバナでした。(オトコエシは別の場所にありました)
●水車小屋横の大きなクサギが遠くまでいい香りを放っています。
クサギの花は、最初、雄しべがしっかりと伸び花粉を飛ばします。その時雌しべは下向きになっています。
雄しべは花粉を飛ばし終わると下向きに垂れ下がり、雌しべがピンと伸びます。
「雄性先熟(ゆうせいせんじゅく)」という生態で、虫に媒介してもらうための手段のひとつです。
●オケラの下部の葉は切れ込みが大きく、3枚の葉に見えます。
●棘が互生に付くイヌザンショウに果実が出来ました。(サンショウは棘が対生です)
●サルスベリの花の構造は、付け根が細い6枚の花びら・中心に1本の雌しべ・それを囲む30数本の雄しべ・その周りに6本の太い雄しべ、と雄しべが2種類あります。
●キツネノカミソリの花はそろそろ終わりをむかえています。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。8月25日(金)の観察に基づいています。(風)
※自然観察会のお知らせ
自然ガイドボランティアでは、月に一回、土日のいずれかを利用して来館者を対象とした「自然観察会」を開催しています。
9月は下記の予定で行いますので、興味のある方是非ご参加下さい。
○日時: 9月10日(日) 午前10時30分から1時間程度(雨天中止)
○集合場所: 総屋前
○今月のテーマ: 「身近な危険植物(毒草・毒木)」
○参加費: 無料(むらの入場券必要)
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