七十二候は、「寒蟬鳴(ひぐらしなく)」です。夏の終わりを告げるように「カナカナ」と、朝夕によく鳴くのが「寒蟬・蜩(ヒグラシ)」です。房総のむらでも、少し暗い林の中で鳴いていますが、近づくと鳴きやみ、と思うと遠くで鳴きだし、鳴きやんだかと思うと、また近くで「カナカナ」と鳴きだすといった感じです。
お盆は、祖先の霊を供養する行事で、正月と並ぶ重要な年中行事です。盆の期間は、13日に祖先の霊を迎えて一緒に過ごし、16日に送り出すのが一般的です。この間に、仏壇とは別に「盆棚」という特別の棚を設けて祖先の霊を祀ります。こちらは、旧上総国の現大網白里市の「盆棚」を再現したものです。(上総の農家)
これがなんだかわかりますか?答えは、「虫かご」です。小麦の麦わらで作った「虫かご」なのです。(蓋は葉っぱです。)麦わら帽子や、昔ジュースを飲むときに使ったストローも麦わらで作られたものです。麦わらは、中空で細い棒状ですが、少し硬く光沢があります。現在は「虫かご」というよりは、インテリアに利用する方が多いようです。中に電球を入れてもいいですね。房総のむらの「縁日・夕涼み」で販売しています。
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