2018年2月20日火曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し、上総の林の中道、上総の農家、むらの架け橋、おまつり広場を巡り、武家屋敷を経由して戻りました。


●冬越しをする草の形であるロゼット(根生葉)は、寒い日が続いているためその姿を保っています。
 木々の冬芽も膨らんできていますが、しばらくはその形のままと思われます。

●上総の林の中道では、モグラが作った土の塊が方々で見られます。土が崩れトンネルの壁が見えるものがありました。その壁は意外にもツルツルとしたきれいな表面でした。

●ソシンロウバイの花はピークを迎え、萎えた花が目立つようになりました。
 一方、コセリバオウレンは今が盛りと咲いています。

●おまつり広場の柵の外側に、ヒノキとサワラの両方が生えています。
 ◇ヒノキの葉の先端は丸く、葉の裏の白い模様はYの字の形
 ◇サワラの葉の先端は尖り、葉の裏の白い模様はXの字の形  
   という違いがあります。先週に引き続き記録しました。
 白い模様は気孔帯といい、植物が呼吸する部分です。また、全体を見た場合、ヒノキよりもサワラは枝の本数が少ないです。

●武家屋敷の紅梅の花数が増えましたが、白梅は1~2輪の開花で、やっと咲き始めました。


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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。2月16日(金)の観察に基づいています。 (風)

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