今日は下総の農家で「わらじ作り」の実演がありました。
作り方を見ていただく内容だったのですが、歌舞伎等の小道具を製作している藤浪小道具(株)のスタッフから作り方を教えて欲しいとの依頼を受け、実演しながらスタッフ3名の研修に協力しました。
ところで、わらじの値段は、天保9年(1938)御巡視様内賄書上帳(成田市史)によれば、「わらんじ一足16文」とあり、当時のそば一杯と同じ値段になります。
ちなみに前述史料には下駄(鼻緒付き)一足72文、上白米一升132文、豆腐一丁18文、上酒一升500文、日雇い飯炊き248文など色々な物の値段が記されています。
藤浪の皆さんへ。役者さんの足の大きさに合わせて履物を作れるように頑張ってください!(フ)
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