
暦は3月です。七十二候は、「草木萌動(そうもくめばえいずる)」です。”草木”も本格的に活動を始めたようですが、今回は「むらの梅」の紹介です。今年も梅の花は、「武家屋敷」「茶室」の”八重の紅梅”から咲き始め、「上総の農家」の”白梅”が咲いたことも紹介してきましたが、「風土記の丘水生植物園」の”紅梅白梅”(写真:上左)、「旧平野家住宅」の”赤っぽい梅”、「旧御子神家住宅」の”額が青っぽい梅”(写真:上中2枚)、「武家屋敷」の”赤い額が目立つ梅”(写真:上右)、そして「水車小屋」周辺や「下総の農家」(写真:中右)などでも咲き始めました。「房総のむら」の広い館内には、いろいろな種類の”梅の花”が咲きますので、そこも見どころです。「上総の農家」の”梅林”でも花が大分増えてきました(写真:下左)ので、”梅林”を公開しました。”梅の木”の下まで近寄ることができますので、間近で”梅の香ほのか”をお楽しみください。





「総屋」2階に並んだお二人(写真:左)は、”当館ブログ”にもしばしば登場いただいている、匝瑳市八日市場の江戸時代から続く和菓子店「鶴泉堂」店主の「大川功修」さん(左)と、現代の”浮世絵摺り”の第一人者「松﨑啓三郎」さん(右)です。お二人とも、「房総のむら」で技術指導や実演などをしていただいております。この日は、「鶴泉堂」さん所蔵の”浮世絵”を「松﨑先生」に見ていただきました。「松﨑先生」曰く、「すばらしい」「特に彫りがすばらしい」「大事にしたほうがいいですよ」と、さすが江戸時代から続く老舗の”お宝”です。「鶴泉堂」さんの現在の建物は、国登録文化財(建造物)に指定されていますが、”お宝”は建物だけではないようです。
