2018年1月17日水曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家からむらの架け橋を巡り、帰りに武家屋敷を通って戻りました。

●ソシンロウバイは満開になりました。ビワの花は終期を迎えています。
●コセリバオウレンの花はこれから本番を迎えます。今は数株が咲いています。
●樹木の冬芽はそれぞれが個性的な形をしています。
●竹林の坂の途中にヤマコウバシがあります。春先まで枯れた葉がしっかり落ちずに枝に付いています。「受験に落ちない」と縁起を担がれる頼もしい葉です。
●コアカミゴケ(地衣類)が上総の農家の屋根に沢山生えています。その一部がはがれて庭に落ちていました。先端が赤くきれいです。
●クヌギのドングリから根が出て、地面にもぐり始めていました。赤い部分は栄養を蓄えた「葉」に相当します。
●武家屋敷の南側の生垣の土手は、北風をさえぎり陽がよく当たるので、マツヨイグサのツボミが既に出来ていました。その他にも沢山の芽生えが見られました。
●小鳥の姿も沢山見られました。コゲラ、ジョウビタキ、メジロ、セグロセキレイなどです。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。1月12日(金)の観察に基づいています。 (風)


※自然観察会のお知らせ
 自然ガイドボランティアでは、月に一回、土日のいずれかを利用して来館者を対象とした「自然観察会」を開催しています。
 1月は下記の予定で行いますので、興味のある方是非ご参加下さい。
○日時: 1月21日(日)午後1時30分から1時間程度(雨天中止)
○集合場所: 総屋前
○今月のテーマ: 「タケとササ」
○参加費: 無料(むらの入館料必要)

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