2015年11月14日土曜日

房総のむらの花だより

 本日の観察は、朝方の濃霧が晴れ、爽やかな気候の中資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家の畑を巡り、武家屋敷、商家の街並み、堀割広場を経由して資料館へ戻りました。

●ハマヒサカキの花が咲き出しました。雌株と雄株が別々(雌雄異株)な植物で、雌花と雄花の形の違いをじっくりと観察しました。花はヒサカキと同じように沢庵のような臭いを放っていました。
●センボンヤリの多くが綿毛になっています。
ヤクシソウは、沢山のツボミが次々と咲き、長い花期が楽しめています。
●ゲンノショウコウに果実が出来ましたが、まだ御神輿の飾りに似た形にはなっていません。
●アメリカイヌホオヅキの果実は、1点から放射状に付くのがイヌホオヅキとの違いで、艶のある真っ黒な果実です。
●葉が地面に張り付く状態で冬越しをするブタナ、コウゾリナ、キュウリグサなどのロゼットが目に付くようになりました。
●ススキ(芒がある)とオギ(芒がない)の穂の違いを観察し、確認することが出来ました。オギの穂には沢山の毛があり、手触りがとても柔らかです。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。11月6日(金)の観察に基づいています。 (風)

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