2015年11月11日水曜日

房総のむらの花だより

 本日の観察は、資料館を出発し武家屋敷を通り、むらの架け橋を渡って茶屋の左側坂道を下り、安房・下総の農家、下総の田んぼを経由して資料館へ戻りました。

●武家屋敷の土手には、シュウメイギク、タイワンホトトギスの花が沢山咲いています。他にもツリガネニンジン、ネズミノオなど季節を通じて観察できる植物が豊富にあります。
●10月17日に開催された里山観察会「秋の植物」で講師より解説を受けた、ツリガネニンジンの根生葉に、本日の観察では上部の葉が出来ており、解説された内容を再確認することが出来ました。
●よしず小屋から上総の農家への園路脇に、小さな赤い粒が沢山落ちています。これはクヌギの葉に付いていた2ミリメートルほどの大きさのクヌギハケタマフシという虫コブです。
●下総の田んぼのそばでは、シロダモの実が真っ赤になりました。
●下総の農家ではマムシグサの実が真っ赤に色づいています。
●下総の田んぼからバイパスよりの坂道を上ったあたりで、3月に花が咲くフリテンドウの葉がすでに芽生えていました。
●千葉県では生息が希とされている、クロヤツシロランもしくはアキザキヤツシロランの果実と思われるものを観察しました。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。10月30日(金)の観察に基づいています。 (風)

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