2015年11月18日水曜日

房総のむらの花だより

 本日の観察は、資料館を出発し上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家と畑、武家屋敷を巡り資料館へ戻りました。

●資料館連絡通路脇で採取したオニドコロの果実から種子を取り出してみました。重量は風に乗れるよう軽く、さらに翼が付いていました。
●上総の田んぼでは、キクモ、キカシグサ、タウコギ、イヌナズナ、トキワハゼ等小さく可愛らしい草花が沢山見られます。
●竹林の坂では、コケオトギリ、コウゾリナ、キュウリグサの冬越しをする状態の草(ロゼット)を観察することができます。
●キッコウハグマは、今年は花弁を出さず閉鎖化のまま種子が出来、冠毛(綿毛)が姿を現しました。
●炭焼き小屋で、今年3月に焼いた炭の取り出しが行われていました。
●上総の農家では、ソラマメの種をポットにまいていました。種の「お歯黒」と言われる黒い部分を斜め下にして、種の半分ほどを土に埋めるそうです。春にはビールのおつまみに最適なソラマメができるでしょう。
●ヤツデの花には蜜が沢山あり、蟻が集まっていました。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。11月13日(金)の観察に基づいています。 (風)

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