呉服の店・小間物の店付属施設では、エコバックを染める、「藍のしぼり染」が行われました。5時間かけて、白い生地のエコバックを、藍で染めてゆきます。
お客様は、「唐松絞り」に挑戦。とても繊細な模様です。
午前中は、模様を作るために生地を縫っていきます。糸を引いて、生地を絞って、色が抜ける部分を作ります。
準備ができたら、藍がしみとおりやすいよう、お湯につけます。
藍に3回付けたら最後は、流水で。最初は緑がかっていましたが、水を変えてゆくと次第にきれいな藍色が出てきました。
その後、絞り上げた糸を抜いてゆくのですが、その作業もまた大変。糸も同じように染まっているし、ましてや濡れているので、なかなか抜けません。
糸が取れて、布を開くと、見事な唐松絞り。藍も美しく染まっています。酢酸で色を固定して...
完成です!大小の唐松絞りが、とてもかわいらしく配置されています。
でも、使えるのは色がさらに定着する1年後。
とても大変な、藍のしぼり染。本藍の染め物がとても高価なことが、納得できます。参加された方も、ご苦労のかいがあったのではないでしょうか。(ひ)
0 件のコメント:
コメントを投稿