商家の町並み 細工の店では、赤坂明 先生による「篠笛」の実演が行われました。
篠笛は、メダケという篠竹を使いますが、硬い竹質と太さ、節の長さがあれば、種類は問わないそうです。先生は、メダケでも、成長のよい房総半島南部産のものを使っているということです。
太い篠竹に穴あけて「篠笛」を作るのですが、店先では穴の調整の様子を実演していただきました。傍らではお弟子さんが、午後の体験に向けて切り出しナイフを研いでくださいました(少し触っただけでも切れてしまうくらい、鋭く磨かれています)。
午後は、3時間かけて、目安で開けた穴を切り出しナイフで少しずつ広げて、調整する過程を体験演目として行いました。口をつけて息を吹き込む穴は、特に難しいとのことで、先生とお弟子さんが仕上げを手伝ってくださいます。
出来上がったのは、自分だけの「篠笛」。音を出すのもコツがあって難しいのですが、横笛の経験のある方もいらっしゃって、作業後は笛の音がいたるところで響きました。(ひ)
赤坂師の助手の木野内です
返信削除先日はお世話になりました ありがとうございました
紹介文の中で一つだけ訂正させていただきます
私たちは房総半島南部の篠竹(女竹)は使用しておりません
茨城県南部の硬く身の締まった篠竹を使用しております
次回を楽しみにしております またよろしくお願いします