簪の読みは「かんざし」。なんて読むのか、気にされていたお客様もいらっしゃったようです。つまみ簪の体験と実演が、今日、小間物の店で行われました。講師は江戸つまみ簪職人の穂積 実 先生 です。
まず花びら部分を正方形の布を折りたたんで作り、星形の台座に一つ一つのりでつけて花を作ります。この星形の台座は先生の特許で、丸い台座より、花びらを平らに配置できるのだそうです。
体験者は、花を5個作ります。先生方は簡単に作るのですが、布をきれいに折りたたんだり、台座につけたり、難しそうです。そして、花びらを平らに並べ、丸い花びらを作るところなど、体験者は先生方の修正を受けつつ、見事に花を完成させました。
できた花は、穂積先生の実演もかねて、店先で、下がりなどの装飾を加え、髪飾りに組みあがります。
皆さん、喜んでできた江戸つまみ簪をお持ち帰りになりました。(ひ)
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