みなさん、こんにちは。骨子です☆
関東は、梅雨が明けてしまったかのような暑さですね。
商家の店先のあちこちに、草花が生けてありました。
目だけでも涼んでいただこうという商家レディの心配りですね☆
さて、房総のむらでは7月16日(土)から
トピックス展「上総掘りでホリヌキ井戸を掘る」
を開催します。
上総掘りは、明治中期頃(明治20年代)に上総地方で考案された井戸掘り工法で、
国の重要無形民俗文化財にも指定されている、すごい技術なんです!
この上総掘りの技術を用いて房総のむら内に新しく井戸を掘削し、
その作業工程を公開することで、上総掘りの技術と文化を理解していただこうというのが
この展覧会の趣旨です。
トピックス展開催に向けて着々と準備が進められ、プレイベントも行われています。
今日はその中の一つ、講習会「上総掘りの構造の概要と竹割り」が行われました。
上総掘り職人の田中伸一氏と仲井克己氏の指導の下、竹を割り、竹ヒゴを作る準備をしました。
長さのある竹を、真っすぐに割り、きれいに整えていくのは、なかなか難しい作業です。
今回の作業では、むらの鍛冶屋が製作した道具も登場しましたよ。
せっかくなので、親方の田中氏に手を見せていただきました。
骨子)上総掘り職人としての手の特徴はありますか?
親方)俺、職人じゃないから・・・
骨子)えっ、そうなんですか?そういわずに、上総掘りをやっている人ならではの
病気とか疾患とかないんですか?腰痛持ちとか・・・
親方)ない。
チーン・・・ インタビュー終了。
仲井氏によると、現在は機械掘りが主流であり、伝統的な上総掘りではとても食べていけないのだとか。
上総掘りは、技術というより知識と経験がなにより大切なので、
職人としての身体的特徴はない、とのことでした。
これはこれで、興味深いですね。
上総掘りに関する講習会・体験は今後も行われますので、興味のある方は、
館のホームページでご確認下さいね☆(骨)
0 件のコメント:
コメントを投稿