上総の農家では、6月11日~12日に「じゃがいも掘り」体験を行いました。
じゃがいもは17世紀にオランダ人によって、インドネシアのジャカルタから渡来してきました。江戸時代、飢饉の際に、飢えを凌ぐ作物として広まったと言われております。江戸時代のじゃがいもの呼び名は様々なものがあり「馬鈴薯」、「ジャガタライモ」等の名称があります。また、当時はトラクターがないため、万能鍬と呼ばれている、先が3、4に分かれている鍬を使用し、じゃがいもを掘り起こしていました。
上総の農家で栽培しているじゃがいもの品種は「男爵いも」と「キタアカリ」の2種類です。「男爵いも」の名称には諸説ありますが、明治時代頃に北海道で農場主をしていた、川田男爵により日本に普及されたと言われております。
今年はじゃがいもの出来がよく、茎を引っ張ると、大小のじゃがいもが沢山出てきて、体験者の方々はとても楽しまれている様子でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿