11月1日(日)に旧学習院初等科正堂で考古学講座を開催しました。
講演は、昨年の企画展「龍角寺古墳群とその時代」を担当した当館職員白井主任上席研究員により、 企画展で扱った龍角寺古墳群と飛鳥時代前期の関東地方の様子について、大和との関係や飛鳥文化 を受け入れた状況などを分かりやすく解説されました。
さらに、企画展や風土記の丘資料 館の展示更新のために、昨年度、石室の調査を行った成田市上福田岩屋古墳(7号墳)を中心に 、龍角寺古墳群に隣接する上福田古墳群の特徴についての解説もされました。
今回の考古学講座は、当初、7月に大規模改修工事のため閉鎖する資料館の予定に合わせて 6月に資料館集会室での実施を予定していましたが、新型コロナ禍の影響により延期され、ようやく今回開催することができました。
秋以降、房総のむらでは、新型コロナウィルス感染拡大防止策をとりながら徐々にではありますが、 体験・観察会・講演会・実演など多くの演目が実施できるようになってきています。
沢山の方々のご来館をお待ちしています。 (風)
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