2019年9月13日金曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、上総の畑、呉服の店裏の畑、呉服の店横、辻広場、堀割を巡り、最後に資料館連絡通路を観察しました。

●オミナエシの花期は長く、まだ盛んに咲いています。
●シラヤマギクやシロヨメナの野菊が咲き、サネカズラも咲き始めました。
●ワレモコウ、オオニシキソウ、アメリカタカサブロウ、ツリガネニンジン、ヒヨドリバナなど秋の野草も元気です。
●アキカラマツは花弁が無く、萼は開花すると脱落し、糸状の雄しべをカラマツの葉に見立てて名が付けられたそうです。
●センブリは2年草で1年目は葉だけで過ごし、2年目で開花します。2年目の葉は、1年目の葉と形が大きく変わり細くなります。
●ガガイモにようやく果実が2個出来ました。
●上総の畑の通路では、よく似たウリクサとトキワハゼを同時に見ることが出来ます。
●ジュウロクササゲは、豆が16個入っていると言うことですが、別名十八豆、十八ささげ、長さささげ、ふろう豆、ほろ豆、三尺ささげなどがあります。莢は柔らかく、莢ごと調理するレシピがネットに沢山紹介されています。
●クヌギのドングリに、ハイイロチョッキリという昆虫は卵を産み付けた後、枝先を3時間かけて切り落とします。今回、クヌギの木の下に枝先が沢山落ちていました。
●辻広場で変わりアサガオの解説をむらの職員の方から伺いました。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。9月6日(金)の観察に基づいています。 (風)

※自然観察会のお知らせ
 自然ガイドボランティアでは、月に一回、土日のいずれかを利用して来館者を対象とした「自然観察会」を開催しています。
 9月は下記の予定で行いますので、興味のある方是非ご参加下さい。

○日時 : 9月15日(日)午前10時30分から1時間程度(雨天中止)

○集合場所 : 総屋前

○今月のテーマ : 「三大民間薬草」

○参加費 : 無料(むらの入場券必要)

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