2019年6月9日日曜日

手揉み茶



6月8日(土)、9日(日)の2日間 商家:お茶の店で「本格煎茶作り」の体験をおこないました。

手揉み茶は、蒸し、葉打ち、回転揉み、玉解き、中上げ、もみきり、中揉み、仕上げ揉み、乾燥の9工程の作業をおこないます。当館の「本格煎茶作り」体験は蒸しを省略し、葉打ちからおこなっています。


 

体験を指導してくださった先生は、茨城県「さしま茶手揉み保存会」のみなさんです。焙炉(ほいろ)の上で丁寧に茶葉を揉む様子は、一見簡単そうに見えますが、実はとても難しく、重労働なのです。今回参加された方は、長時間前屈みで揉むので、腰が辛いとおっしゃっていました・・・

5月末の異様な暑さとは打って変わって、近頃は寒い日が続いていますので、こんな寒い日は美味しいお茶を飲んでほっとしたいですよね?

美味しい煎茶の入れ方のコツは、"低温で入れる"ことです。お茶の苦みのもとであるカテキンやカフェインは高温で出やすくなります。逆に低温で入れると苦みが出にくくなるため、うま味や甘みが強く感じられるそうです。
カフェインが苦手な方や、就寝前などには温めのお茶がいいかもしれません。
ご自宅でお茶を楽しむ際の参考になれば幸いです!

「本格煎茶作り」体験は来年3月にも実施予定です。お茶が好きな方、ぜひご参加ください!!(細)












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