6月23日(日)に第40回房総座を開催いたしました。
例年皆さまに『落語会』としてお楽しみいただいている房総座ですが、今回は講釈師である田辺鶴瑛氏をお招きして『講談』を上演いたしました。
田辺氏は平成2年に 田辺一鶴に入門され、真打に昇進後、現在は「介護講談」などの独自の演目を含め幅広くご活躍されています。
田辺 鶴瑛 氏 |
一席目は古典作品より『本能寺』、攻め入る敵の様子や有名な敦盛の場面、甲冑装束や武器の描写が踊るように出てきました。難しい言い回しに、師匠ご自身も鎧について色々と調べたとのこと。
二席目は新作より『オリンピック 高橋尚子物語』が上演され、こちらも開会式の場面では参加国名を一息で並びたて、会場から拍手が起こりました。さらに、小出監督と高橋選手との絆や、シモン選手との駆け引きは、まるで映像を見ているかのように語られました。
公演の様子 |
次回の房総座は10月27日(日)に柳家三之助落語会を予定しています。
ぜひ、秋が深まる頃の房総のむらで、江戸情緒ある話芸をご堪能ください。 (ち)
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