6月15日(土)、16日(日)の2日間、商家:菓子の店では「水羊羹」作りの体験を行いました。
まだ梅雨入りしたばかりですが、たびたび暑い日がありますね。
暑くなってくると「水羊羹」が食べたくなりませんか?つるんとした食感でほどよい甘みがある夏にぴったりの和菓子だと思います。
もともと「羊羹」とは、中国の食べ物で、羊肉を使った汁物だったそうです。日本に伝わった当初もしばらくは豆や葛粉などが入った汁物を羊羹としていたようです。
江戸時代以降、貴重品とされた砂糖が庶民の手に届くようになると徐々に甘いお菓子へと姿を変えたとのことです。
日本人にとって、和菓子の代表格である羊羹がもともとは甘くなかったというのは驚きですよね。
そんな「羊羹」を応用したものが「水羊羹」です。
体験の指導をしてくださったのは、おなじみ匝瑳市「鶴泉堂」の大川功修(おおかわよしのぶ)先生です。大川先生の演目は大変人気で、いつも満員となっております。
今回は基本的なこし餡の「水羊羹」と、ちょっと変わり種「コーヒー水羊羹」の2種類を作りました。
左が水羊羹 右がコーヒー水羊羹 |
見た目も爽やかで美味しそうです!!
大川先生曰く、果物を使った水羊羹も美味しいとのことです。寒天は酸に弱いので、固まりにくいというデメリットはありますが・・・
「水羊羹」は和菓子の中でも比較的簡単に作ることができます。材料も入手しやすいので、自宅で作るという方もいるのではないでしょうか。そんな方は、変わり種にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
次の大川先生による和菓子作り体験は10月14日(月)の「竿物(さおもの)菓子講習会」です。
竿物菓子とは、細長い羊羹のような形をしたお菓子のことです。昨年度は「羊羹」と「浮島」という蒸し菓子を作りました。
上から羊羹、ゆず浮島、柿浮島 |
ご興味のある方はぜひご参加ください!!(細)
羊羹
返信削除羊羹
削除貝崎佳祐
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