2016年4月23日土曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家を巡っておまつり広場まで足を伸ばし、武家屋敷を経由して資料館へ戻りました。

●上総の田んぼ手前の池のそばの湿地には、カキドオシやムラサキケマンの花が咲いています。
●資料館連絡通路の階段下のウワミズザクラのつぼみが開き始めました。
●上総の田んぼと下総の田んぼでは、ゲンゲ(レンゲソウ)が花盛りです。
●身近に見られるタチツボスミレとニオイタチツボスミレの花が見頃です。ニオイタチツボスミレは「距」と言う部分(花の後ろにある)がせり上がっているのが特徴です。
 また、上総の農家には、ニオイタチツボスミレに似たアメリカスミレサイシンと言うスミレが咲いています。これは左右の花びらの付け根に、毛が沢山生えているので区別が出来ます。
●タチイヌノフグリの果実が上総の農家前で観察できました。イヌノフグリと違って、果実は茎近くにあり、上向きになっていました。
●おまつり広場のゴショザクラ(五所桜)が開花しました。1か所に5個の花を付けることからの命名ですが、実際には3~5個と幅があるようです。
●水生植物園では、タニギキョウと氷河期の生き残りと言われているミツガシワの花が咲いています。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。4月15日(金)の観察に基づいています。  (風)

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