5月27日のブログで「5月の風景」として紹介したチガヤの話です。
当館では3月頃に雨用の蓑を作っていますが、実は7月に入るとそのための準備が始まります。材料の調達で作業です。昨日の午前中に房総のむらの周辺でチガヤを採取してきました。
今日は雨模様で外での作業ができないため、昨日に引き続き、チガヤの芯取り作業を行いました。葉の表側を内側にして釘にあてて引くことで堅い中央の葉脈が抜け落ち、二股の葉が残ります(蓑に用いるのは葉の方です)。
長さ70~80㎝程の1枚の葉が1本の芯と二股になった葉に分かれることになりますが、芯が長くきれいに取れたときには、何となく「スッキリ!」とした充実感?を味わうことができました。(フ)
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