現在、商家町並み辻広場では江戸の花卉朝顔を展示しています(~9月12日まで)。
朝顔は夏の朝を飾る草花としてなじみ深いものです。奈良時代は薬草として利用されていましたが、江戸時代の文化文政期(1804〜1830年)には突然変異によって生まれた珍しい朝顔を愛でることが大流行し、さまざまな変化朝顔が生み出されました。
この変化朝顔ですが、大きく二つの分類にわけることができます。まず一つは、「正木(まさき)系統」と呼ばれ、朝顔の花が単純な変化はするものの種子を残すため栽培は比較的簡単です。もう一つは、「出物(でもの)系統」と呼ばれ、一見朝顔には見えないような変わった花や葉を持ち、種子ができないのが特徴です。
今回むらで紹介する朝顔は、正木系統が45鉢、出物系統が23鉢となっています。
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正木系統「黄蝉葉栗皮茶丸咲大輪(きせみはくりかわちゃまるざきたいりん)」 (通称:団十郎) |
花の色は柿と呼ばれる茶系統で、市川団十郎が好んだ色にちなんで「団十郎」と呼ばれています。
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正木系統「青水晶斑入姫葉紅覆輪丸咲(あおすいしょうふいりひめはべにふくりん)」 (通称:紅ちどり) |
今年は朝顔の開花が遅く、初秋にかけて花も増えてきましたので、またブログで朝顔の開花状況をお知らせしたいと思います。
朝が見頃ですが、ご来館の折には鮮やかに咲き誇る花々をぜひご覧ください。(み)
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