以前のブログで、呉服・小間物の店の職員が行った藍建についてご案内しましたが、今回はその後の工程をご紹介します。
一つ目は、「中石」と呼ばれる作業です。この作業では、建てた藍の様子をみながら、貝灰や日本酒、灰汁を足し、藍に適したpHとなるよう調整します(右上の写真は、日本酒を入れている様子です)。
続いて、「止石」と呼ばれる作業も行いました。藍建の最終作業である「止石」では、大量の灰汁を投入し、かさ上げします。
一通りの作業が終わった数日後…藍の花が咲きました!
ここまでで、藍建の一通りの作業が完了します。但し、藍は生きているため、その後もpHや温度管理が欠かせません。
房総のむらでは、「うつし染」や「生葉染」など、藍に関する様々な演目を行っています。どれも素敵な藍色に染まりそうです。
また、令和4年2月1日(火)~6日(日)に、小間物の店の店先で仕込みの様子をスライドで紹介する予定です。少し先にはなりますが、ご興味のある方は、是非ご覧ください。(あ)
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