2019年11月13日水曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家、武家屋敷、堀割広場、竪穴住居の周辺を観察しました。


●リンドウは風土記の丘エリアで咲き始めました。

●ヤマノイモは、種子の他に「ムカゴ」でも増えます。ムカゴは、葉が全部黄色くなる頃には黒くなります。

●秋の果実では、ハマヒサカキ、アオツヅラフジ、ガマズミ、クサギ、コムラサキなどを観察しました。
 アオツヅラフジの果実は、まだ緑色のものがありました。
 ガマズミの果実は、あちこちにありますが、武家屋敷の庭のものが一番沢山生っています。
 クサギの果実は、藍と並んで青を染めることのできる2大原料となります。

●オオバコの果実は、水に濡れると粘り気がでて、人や動物や車にくっつき運ばれます。道端に多いのはそのためで、葉は踏まれてもいいように丈夫に出来ています。

●田んぼでは、タネツケバナやヨメナが咲いていました。

●ソメイヨシノの葉は、秋の初め頃に落葉してしまいますが、ウワミズザクラは晩秋まで残り、きれいに黄葉してから落葉します。


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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。11月8日(金)の観察に基づいています。 (風)

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