2016年3月5日土曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家・畑を巡り、資料館へ戻りました。

●資料館の周りの桜(コヒガン、紅しだれ、八重紅しだれ、ウワミズザクラ)の冬芽は、まだ花の気配がありません。
●上総の田んぼ手前の池にあるヒメガマは、綿毛の付いた果実が水面に着水すると、種子が外れて水底に沈み、発芽する仕組みになっています。残った綿毛が水面近くに浮いているのが観察できました。
●ゲンゲ(レンゲソウ)の葉の量がずいぶんと増えてきました。
●タネツケバナとナズナの小さい白い花は、大きさが似ていますが果実や葉の形を見ると容易に区別できます。ナズナの根生葉は切れ込みが深いですが、その後に出る葉には切れ込みが少なくなります。
●コセリバオウレンの花は、そろそろ終わりで果実が目立つようになりました。
●よしず小屋そばのマンサクの花が満開です。
●キツネノカミソリの葉は、先週はほんのわずかでしたが、今日は沢山発芽していて目立ちました。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。2月26日(金)の観察に基づいています。  (風)

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