2015年5月5日火曜日

房総のむらの花だより

 本日の観察は、資料館から上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家を巡るいつものコースに加え、呉服の店で開催される『初心者の草木染〈春〉』に関わる草木の観察を演目スタッフと一緒に行いました。日陰がちょうど良い気温でした。この暖かい気候のためか、館内の草花が急に活気づいたようです。
●草木染の対象となるスイバ、ギシギシ、ハルジオン、ワラビ、カラスノエンドウ、キショウブ、ドクダミ等を探しましたが、ギシギシ、キショウブを確認することができませんでした。
●竪穴住居そばにセンブリの群落があるのを確認しました。
●今年はキンランの当たり年のようで、沢山見ることができます。しかし、ギンランは例年どおり少ないです。
●フタリシズカのツボミが観察できます。
●シラヤマギクとキバナアキギリの葉は良く似ていまが、キバナアキギリの葉柄には翼があります。
●呉服の店裏庭で、ヤマアジサイと思われる植物を観察することができました。アマチャはヤマアジサイの変種です。葉を乾燥して甘茶が作られます。
●風土記の丘資料館連絡通路で甲虫のツチハンミョウを見ました。体内に有毒物質を持っているため、素手で潰すと皮膚炎症を起こします。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。5月1日(金)の観察に基づいています。   (風)

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